記事執筆者:認定SEOコンサルタント 三田健司
「10年前に載せた取引先のリンクをクリックしたら、まったく知らない海外のサイトが開いた」。先日、栃木県内の製造業のお客様から、こんなご相談をいただきました。よく見ると、リンク先のドメインが失効し、別の誰かに買い取られていたのです。
ホームページを5年、10年と運営していると、こうした「リンク切れ」や「リンク先の変質」は必ず起こります。問題は、それを放置したときに何が起きるのかが、意外と知られていないことです。
2026年8月31日、Googleのジョン・ミューラー氏がこの疑問に答えたことを、海外のSEO専門メディアであるSearch Engine Roundtableが報じました。結論から言えば、古いリンク切れを理由にサイトが罰せられることはない、という内容です。ただし、それは「放置してよい」という意味ではありませんでした。
この記事では、Googleの最新見解を確認したうえで、リンク切れが本当に危険になるケース、自社サイトのリンク切れを見つける方法、そしてWordPressサイトでの具体的な直し方まで整理します。中小企業のWeb担当者の方が、今日から手を動かせる形でまとめました。
Googleの最新見解|古いリンク切れで順位は下がらない

まずは事実関係から確認します。今回のきっかけは、海外のSEOコミュニティに投稿された1つの質問でした。
2026年8月31日、ジョン・ミューラー氏が答えたこと
質問の内容はこうです。「宿泊業のサイトを運営している。過去にリンクを張った実在の企業がドメインを手放し、そのドメインが今は怪しいコンテンツを配信している。この場合、自分のサイトはGoogleからペナルティを受けるのか」。
Googleのサーチアドボケイトであるジョン・ミューラー氏の回答は、ひとことで「いいえ」でした。そのうえで「ウェブは混乱に満ちている」と付け加えています。長く運営されているサイトなら、リンク先が変わってしまうのは当たり前に起きることだ、という趣旨です。
ただし同氏は、重要な但し書きも添えています。「サイト全体の価値そのものが陳腐化しているなら、それは数本のリンク切れとはまったく別の問題だ」という指摘です。ここは後ほど詳しく触れます。
リンクの扱いは「サイト全体の減点」ではない
この回答は、Googleがリンクをどう扱ってきたかという説明とも整合しています。Googleは2016年のペンギンアップデートを中核アルゴリズムに組み込んだ際、公式ブログで「サイト全体の順位に影響させるのではなく、スパムの兆候にもとづいて評価を調整する」と説明しました。
この説明は、外部から自社に向けられた被リンクについてのものです。ただしミューラー氏の今回の回答は、自社から外部へ張った発リンクについても同じく、サイト全体を罰する扱いはしないことを示しています。
つまり、あなたのサイトに10年前のリンクが100本残っていて、そのうち20本が今は別のサイトになっていたとしても、それだけで検索順位が下がることは想定されていません。この点は、まず安心してよいところです。なお、この回答は公式ブログでの発表ではなく、コミュニティでの質問に対する回答である点は押さえておいてください。
「サイト全体が陳腐化している」とはどういう状態か
注意が必要なのは、ミューラー氏が付け加えた但し書きのほうです。数本のリンクが切れているだけなら問題ありませんが、サイト全体の情報が古くて役に立たなくなっている場合は「別の種類の問題」だと明言しています。
たとえば、料金表が3年前のまま、対応エリアが合併前の市町村名のまま、掲載している事例が2018年で止まっている。こうしたサイトは、リンク切れの有無に関係なく、検索結果で選ばれにくくなります。
リンク切れは、その「更新が止まっている状態」を映す鏡のようなものです。リンク切れ自体が減点対象ではなくても、リンク切れが大量に出ているサイトは、たいてい他の情報も古くなっています。筆者が診断でお預かりするサイトでも、この相関はかなりはっきり出ます。

それでもリンク切れを放置してはいけない4つの理由

「順位が下がらないなら直さなくてよい」と考えるのは早計です。検索順位以外のところで、確実に損をしているからです。
理由1|訪問者はその場で離脱する
もっとも直接的な損失はこれです。「詳しくはこちら」をクリックしてエラー画面が出れば、多くの訪問者はブラウザの戻るボタンではなく、タブを閉じます。せっかく検索から来てくれた見込み客が、そこで消えてしまいます。
特に痛いのは、問い合わせフォームや資料請求ページへのリンクが切れているケースです。筆者が過去に拝見したサイトでは、リニューアル時にフォームのURLが変わり、古い記事からのリンクが3か月間まるごと404になっていた例がありました。
理由2|クロールの手間が無駄に使われる
Googleのクローラーは、サイトごとにどれくらいの頻度で巡回するかを調整しています。存在しないURLへのアクセスが増えると、その分だけ本当に読んでほしいページを読む機会が減ります。
数十ページ規模のサイトであれば、この影響はほとんど無視できます。一方で、数百ページ以上を抱えるサイトや、ECサイトのように商品ページが増減するサイトでは、無視できない差になることがあります。
理由3|「管理されていないサイト」という印象を与える
B2Bの取引では、発注前に相手の会社のホームページを確認するのが当たり前になっています。そこでリンク切れが続けば、「この会社は自社の情報すら管理できていないのでは」という不安を与えかねません。
これはGoogleの評価とはまったく別の話ですが、受注に直結する部分です。リンク切れの本当のコストは、検索順位ではなく信頼の目減りに現れます。
理由4|リンク切れは想像より速いペースで増える
米国のシンクタンクであるピュー研究所(Pew Research Center)が2024年5月に公表した調査は、この問題の規模を数字で示しました。2013年に存在していたウェブページのうち、38%が10年後には見られなくなっていたという結果です。
同じ調査では、ニュースサイトのページの23%、政府機関サイトのページの21%が、少なくとも1本のリンク切れを抱えていることも報告されています。英語版ウィキペディアの5万ページを対象にした部分では、出典欄に切れたリンクを含むページが54%にのぼりました。
更新体制が整っている大組織のサイトでもこの数字です。専任担当者がいない中小企業のサイトであれば、5年も経てば相当数のリンクが切れていると考えたほうが現実的でしょう。

最大のリスクは「リンク先の乗っ取り」

ここからが、この記事でもっともお伝えしたい部分です。リンク切れよりはるかに厄介なのが、リンク先が「生きているけれど別物になっている」状態です。
ブロークンリンクハイジャックという手口
ブロークンリンクハイジャック(Broken Link Hijacking)とは、信頼のあるサイトに残された古い外部リンクの「行き先」を第三者が乗っ取る手口を指します。専門用語ですが、仕組みはとても単純です。
攻撃者は、まず有名なサイトや企業サイトを巡回して、リンク切れを探します。その中に「失効したドメイン」があれば、それを買い取ります。すると、元のサイトに残ったリンクが、そのまま自分のページへの誘導路になるわけです。
訪問者から見れば、信頼している企業のサイトから移動しているので警戒心が下がります。攻撃者が狙っているのは、あなたのサイトが積み上げてきた信頼そのものです。
中小企業で実際に起こりやすい3つのパターン
1つ目は、取引先や協力会社の廃業です。廃業してもドメインの更新が止まるだけなので、1〜2年後に第三者が取得できる状態になります。実績紹介ページや「関連リンク」に載せたままの企業がないか、確認が必要です。
2つ目は、終了したキャンペーンサイトやイベントサイトです。本体とは別ドメインで作った特設サイトは、担当者が変わると更新を忘れられがちです。過去のお知らせ記事からリンクが残っていることがよくあります。
3つ目は、外部から読み込んでいるスクリプトや画像です。古いアクセス解析タグ、無料の地図埋め込みサービス、画像置き場として使っていたサービスなどが該当します。これらは表示上わかりにくいぶん、発見が遅れます。
SNSアカウントを消したときの落とし穴
意外と見落とされるのが、SNSアカウントの削除です。会社のX(旧Twitter)やInstagramの運用をやめてアカウントを消すと、そのIDは別の誰かが取得できるようになります。
ホームページのフッターに古いSNSリンクが残っていれば、訪問者は「この会社の公式アカウント」だと思ってそこへ移動します。実際には無関係の第三者が運用しているアカウントだった、という事態が起こり得ます。
SNSの運用をやめる場合は、アカウントを削除するのではなく、固定投稿で「運用を終了しました」と告知したうえで残しておくほうが安全です。少なくとも、ホームページ側のリンクは先に外してください。
法的な責任はどこまで及ぶのか
「自社サイトのリンクから詐欺サイトに誘導されて被害が出たら、責任を問われるのか」というご質問をいただくことがあります。この点は事案ごとの事情に大きく左右されるため、記事として断定的なことは書けません。
実際にトラブルが起きた場合や、リスクの評価が必要な場合は、弁護士など専門家にご相談ください。ここでお伝えしたいのは、法的責任の有無にかかわらず、企業としての説明責任は発生するということです。
「知らないうちにリンク先が変わっていた」は、社内では通用しても、被害に遭ったお客様には通用しません。定期的に確認する仕組みを持っておくことが、結果的にいちばん安い保険になります。

自社サイトのリンク切れを見つける4つの方法

リスクがわかったところで、実際の見つけ方に進みます。専門知識がなくてもできる順に4つご紹介します。
方法1|Search Consoleで自サイト内のリンク切れを見る
Google Search Consoleの「ページ」レポートを開くと、インデックスに登録されなかったURLの理由別一覧が表示されます。ここに「見つかりませんでした(404)」という項目があれば、それが自サイト内のリンク切れです。
この一覧の便利なところは、404になっているURLをクリックすると「参照元ページ」が確認できる点です。どの記事から切れたリンクが張られているのかが特定でき、直す場所がすぐわかります。
ただし、Search Consoleで把握できるのは基本的に自サイト内のURLです。外部サイトへのリンクが切れているかどうかは、この方法では確認できません。
方法2|リンクチェックツールでサイト全体を巡回する
外部リンクまで含めて調べるなら、サイト全体を巡回してリンクの応答を確認するツールを使います。URLを入力するだけで、404や接続できないリンクを一覧にしてくれるサービスが複数あります。
無料のオンラインツールでも、数百ページ程度までなら十分に確認できます。まずは一度サイト全体を通してかけてみて、どれくらいの本数が出るかを把握するところから始めてください。
注意点として、ツールが「エラー」と判定したリンクがすべて本当に切れているとは限りません。アクセス制限をかけているサイトや、機械的なアクセスを弾く設定のサイトは、正常でもエラーとして出ることがあります。
方法3|WordPressのプラグインで継続監視する
WordPressで運営しているなら、リンク切れを自動で監視するプラグインを入れる方法もあります。定期的にサイト内のリンクを確認し、切れたものを管理画面で知らせてくれます。
ただし、この種のプラグインはサーバーに負荷をかけるものが多く、共用サーバーでは表示速度に影響が出ることがあります。導入する場合は、チェックの間隔を長めに設定し、負荷の状況を見ながら調整してください。
筆者としては、常時監視プラグインを入れっぱなしにするより、半年に一度ツールでまとめて確認するほうを中小企業のサイトにはおすすめしています。運用の負担が小さく、見落としも起きにくいためです。
方法4|古い記事から順に目視で確認する
ツールが検出できないのが、「リンクは生きているが中身が別物になっている」ケースです。これは機械には判別できないため、人の目で見るしかありません。
とはいえ、全ページを見る必要はありません。公開から3年以上経った記事で、外部リンクを含むものだけに絞れば、確認すべき本数は現実的な数に収まります。
確認の目安は「リンク先の会社名・サービス名が、リンクテキストと一致しているか」です。一致していなければ、その時点で外すか差し替えるかを判断します。

見つけたあとの直し方と優先順位のつけ方

一覧ができたら、上から順に直すのではなく、リスクの大きいものから手をつけます。優先順位を3段階に分けて考えると迷いません。
最優先|リンク先が別のサイトに変わっているもの
404で止まっているリンクより、生きているのに中身が変わっているリンクのほうが危険です。訪問者を意図しない場所へ送り続けているためです。
見つけたらその日のうちに外してください。差し替え先を探す時間がないなら、いったんリンクだけ削除して、テキストは残しておけば十分です。
次に優先|問い合わせ・予約・購入の導線にあるもの
売上に直結する導線のリンク切れは、放置した日数がそのまま機会損失になります。問い合わせフォーム、予約ページ、資料請求、採用エントリーへのリンクは真っ先に確認してください。
特に、サイトをリニューアルした直後は要注意です。新しいページ構成に合わせてURLが変わると、リニューアル前に書いた記事からのリンクがまとめて切れます。
後回しでよい|本文中の参考リンク
記事の中で「参考」として張っている外部リンクは、切れていても実害は限定的です。まとめて時間を取れるときに処理すれば足ります。
なお当サイトでは、記事本文に外部リンクを張らず、出典は文章中で名前を出す方針を取っています。これも、リンク切れを構造的に発生させないための工夫の1つです。
直し方は「差し替え・削除・文章だけ残す」の3択
直し方に凝る必要はありません。移転先が明らかなら新しいURLに差し替え、移転先がないならリンクを削除します。
3つ目の選択肢が「リンクを外して文章だけ残す」です。「当時は◯◯社のサービスを利用していました」という記述自体には価値があるので、リンクだけ外して文章は生かします。
迷ったときは3つ目を選んでください。記事の情報量を減らさずに、リスクだけを取り除けます。

WordPressサイトでの具体的な作業手順

ここからは、WordPressで運営している前提で、実際の作業手順を追っていきます。専門知識がなくても進められる範囲でまとめました。
手順1|リンク切れの一覧を作る
最初にやるのは、直す対象を確定させることです。前の章の方法1と方法2を使って、自サイト内の404と、外部リンクのエラーを1つの表にまとめます。
表の項目は「リンクが張られている記事のURL」「リンク先のURL」「状態」「対応方針」の4つで十分です。表計算ソフトで作っておくと、複数人で分担するときにも使えます。
手順2|リンク先が今どうなっているかを確認する
一覧のリンク先を、実際にブラウザで開いて確認します。ここで「404が出る」「まったく別のサイトが出る」「日本語ではないページが出る」のどれに当たるかを記録してください。
もし移転先がわからない場合は、インターネット上の過去ページを保存しているアーカイブサービスで当時の内容を確認する手もあります。会社名やサービス名がわかれば、そこから現在の公式サイトを探せます。
怪しいページが表示された場合は、そこで何かをダウンロードしたり、入力したりしないでください。確認できた時点でタブを閉じて構いません。
手順3|記事を編集してリンクを処理する
WordPressの管理画面から該当記事を開き、ブロックエディターでリンク部分を選択します。リンクを外す場合は、テキストを選んだ状態でリンク解除のボタンを押すだけです。
差し替える場合は、同じ操作でリンク編集を開き、新しいURLを入力します。作業が終わったら「更新」を押して、公開ページを開いて反映を確認してください。
本数が多い場合は、1日に何十本も直そうとせず、優先度の高いものから10本ずつ進めるのが現実的です。焦って一括置換を使うと、意図しない箇所まで書き換わる事故が起きます。
手順4|自サイト内の404はリダイレクトで受ける
自サイト内のURLが変わった結果として404が出ている場合は、記事のリンクを1本ずつ直すより、リダイレクトを設定するほうが確実です。外部サイトから張られているリンクも同時に救えるからです。
恒久的な移転であれば301リダイレクトを使います。WordPressならリダイレクト用のプラグインで、旧URLと新URLを入力するだけで設定できます。
ここで避けたいのが、行き先に困ったURLをすべてトップページへ飛ばす設定です。内容の関係ないページへのリダイレクトは、Googleからソフト404として扱われることがあります。関連するページがなければ、素直に404を返すほうが安全です。

業種別・リンク切れが起きやすい場所

どこにリンク切れが潜んでいるかは、業種によってかなり傾向が違います。自社に近いものから確認してみてください。
製造業|取引先・展示会・カタログPDF
製造業のサイトでもっとも多いのが、取引先一覧と展示会の告知ページです。展示会は毎年ドメインが変わることもあり、数年前のお知らせからのリンクはほぼ確実に切れています。
もう1つ見落とされやすいのがカタログPDFです。サーバーの整理でファイルを移動した結果、製品ページからのダウンロードリンクだけが取り残されているケースをよく見ます。
士業・医療|制度改正で消える官公庁のページ
士業や医療機関のサイトでは、法令や制度の解説記事から官公庁のページへリンクしていることが多くあります。官公庁サイトは制度改正やリニューアルでURLが変わりやすく、リンク切れの温床です。
この分野では、リンク切れよりも「古い制度の説明が残っている」ほうが深刻です。改正前の内容を読んだ方が不利益を被る可能性があるため、リンクの確認と同時に本文の内容も見直してください。
なお、法令や税務、診療に関する具体的な判断が必要な場合は、弁護士・税理士・医師など専門家にご相談ください。ホームページの記載は一般的な情報提供にとどめるのが安全です。
飲食・小売|終了したグルメサイトや予約サービス
飲食店や小売店のサイトでは、外部の予約サービスやグルメサイトへのリンクが定番です。サービスの終了や統合が起きると、そのままリンク切れになります。
予約導線が切れていると、その日の来店機会をそのまま失います。「予約はこちら」のボタンだけは、月に一度クリックして確認する運用にしておくと安心です。
学校・団体|旧事務局や卒業生団体のサイト
学校法人や業界団体のサイトでは、支部・部会・同窓会など、外部の関係組織へのリンクが多く並びます。それぞれ運営主体が違うため、更新状況もばらばらです。
関係組織のドメインが失効すると、本体サイトの信頼を借りた乗っ取りが起きやすくなります。リンク集を持っているサイトは、年に一度の棚卸しを予定に組み込んでおくことをおすすめします。
よくある質問(FAQ)

リンク切れを直したら順位は上がりますか?
リンク切れを直したこと自体で順位が上がるとは考えないほうがよいでしょう。Googleは古いリンク切れを減点要素として扱っていないと説明しているためです。
一方で、リンク切れの点検をきっかけに記事の中身を見直せば、その更新は評価につながり得ます。リンクの修正は目的ではなく、記事全体を最新化するきっかけとして位置づけるのが現実的です。
どれくらいの頻度で確認すればよいですか?
数十ページ規模のサイトであれば、半年に一度で十分です。数百ページ以上あるサイトや、外部リンクを多く含むサイトは、3か月に一度を目安にしてください。
これとは別に、サイトのリニューアル直後とサービス名の変更直後は、必ず点検してください。この2つのタイミングで、リンク切れは一気に増えます。
被リンク(外部から自社へのリンク)が切れた場合はどうなりますか?
他社のサイトから自社へのリンクが張られていて、その先の自社ページを削除してしまうと、せっかくの評価が受け取れなくなります。旧URLからのリダイレクトを設定して受け止めるのが基本です。
ただし、リダイレクト先は内容の近いページにしてください。関連のないページに飛ばしても、評価が引き継がれるとは限りません。
否認ツールで切れたリンクを処理すべきですか?
自社サイトから外部へ張ったリンクは、否認ツールの対象ではありません。否認ツールは、外部から自社に向けられた不自然なリンクを申告するための機能です。
加えてGoogleは、通常のサイト運営で否認ツールを使う必要はほとんどないという立場を示しています。判断に迷う場合は、使わないでおくほうが安全です。
リンク先が怪しいサイトに変わっていたと知らせがありました。何をすべきですか?
まず該当のリンクを外し、次に同じ時期に書いた記事へ同じドメインへのリンクが残っていないかを検索してください。1本見つかったときは、たいてい他にも残っています。
そのうえで、外部から読み込んでいるスクリプトや画像がないかも確認します。表示に関わる部分に外部ドメインが混ざっている場合は、制作会社に相談して差し替えを依頼してください。
まとめ|リンク切れは順位ではなく信頼の問題

2026年8月31日にGoogleのジョン・ミューラー氏が示した見解は、古いリンク切れを理由にサイトが罰せられることはない、というものでした。リンクの問題でサイト全体の順位を落とす扱いはしない、という2016年以来の説明とも整合しています。
したがって、リンク切れが数本あることを過度に心配する必要はありません。ただし同氏は、サイト全体の情報が陳腐化している場合は別問題だとも述べています。
そして順位以上に重要なのが、リンク先の乗っ取りというリスクです。失効したドメインを第三者が取得し、あなたのサイトからの信頼を利用して訪問者を誘導する手口が現実に存在します。
ピュー研究所の調査では、2013年のページの38%が10年後には見られなくなっていました。長く運営するほどリンク切れは必ず増える、という前提で仕組みを作るのが正解です。
今日できることを1つだけ挙げるなら、ホームページのフッターとトップページにある外部リンクを、上から順にすべてクリックしてみてください。数分で終わりますし、もっとも人目に触れる場所から確認できます。

リンク切れ対策・サイト運用のご相談はアクセス・リンクへ
株式会社アクセス・リンクは、栃木県下野市を拠点に、SEOコンサルティングとホームページ制作、サジェスト対策を提供しています。代表の三田健司は全日本SEO協会の認定SEOコンサルタントとして、Web制作歴10年以上、延べ1,000件以上のサイトに携わってきました。
「どこから手をつければよいかわからない」「自社サイトにどれくらいリンク切れがあるのか知りたい」という段階でも構いません。現状の棚卸しから、直す優先順位のつけ方、運用の仕組みづくりまで、実務に落とし込んだ形でご支援します。
ご相談はお問い合わせフォームから承っております。サイトのURLをお知らせいただければ、初回のご相談時に気になる点をあわせてお伝えします。

記事執筆・株式会社アクセス・リンク 代表取締役
Webサイト制作歴10年以上の経験を元にSEOコンサルティングを行い、延べ1,000件以上のサポート実績を誇ります。個人事業主や中小企業向けのホームページ制作やSEOコンサルティングを得意としています。
(社)全日本SEO協会 認定SEOコンサルタント
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