サジェスト対策

サジェストキーワードとは?調べ方と2026年の活用法

記事執筆者:認定SEOコンサルタント 三田健司

「記事を書きたいのですが、そもそも何について書けばいいのかがわかりません」。中小企業のWeb担当者の方から、いちばん多くいただくご相談がこれです。

この問いに答える手がかりが、検索窓に文字を入れたときに下に出てくる候補、いわゆるサジェストキーワードです。実際のユーザーが打ち込んでいる言葉なので、机上で考えたキーワードよりはるかに実態に近いものになります。

ただし、集めただけでは記事になりません。集めた言葉をどう分類し、どう1本の記事に落とし込むかまで決めて、はじめて成果につながります。

この記事では、サジェストキーワードの意味と関連キーワード・共起語との違いを整理したうえで、実際の調べ方を4ステップで解説します。あわせて、2026年に入って変わったこと、ツールの選び方、集めた言葉を記事に変える手順までをまとめました。

専門のツールを契約していなくても、無料の範囲で今日から始められる内容です。業種別の着眼点や、自社名に好ましくない候補が出たときの考え方にも触れています。

目次

サジェストキーワードとは?まず押さえる基本

サジェストキーワードの調べ方を表したアイソメトリックイラスト

サジェストキーワードとは、検索窓にキーワードを入力したときに、その下に自動で表示される検索候補のことです。Googleでは「オートコンプリート」「予測入力候補」と呼ばれています。

たとえば「ホームページ制作」と入力すると、「ホームページ制作 費用」「ホームページ制作 栃木」といった候補が並びます。これらがサジェストキーワードです。

なぜユーザーの本音が見えるのか

サジェストは、実際に検索されている語の傾向をもとに表示されます。つまり、誰かが本当に打ち込んだ言葉が、そのまま候補として出てきているということです。

社内の会議で出てくる「お客様はきっとこう探すはずだ」という予想と、実際の検索語は驚くほどずれます。筆者が支援先で調査すると、想定していなかった言葉が上位に並ぶことは珍しくありません。

この差を埋める作業が、サジェスト調査の本質です。特別なスキルは要りません。

表示される候補は人によって変わる

注意したいのは、サジェストが全員に同じものが出るわけではない点です。検索した地域、使っているデバイス、過去の検索履歴によって候補は変わります。

そのため、自分のブラウザで見た候補だけを頼りにすると、自分の履歴に引っ張られた偏った結果を見ることになります。

調査するときは、シークレットウィンドウを使うか、専用ツールを併用してください。この一手間で精度がかなり変わります。

候補はGoogleのポリシーで除外されることもある

Googleはオートコンプリートに関するポリシーを公開しており、それに反すると判断された候補は表示されないことがあります。

つまり、サジェストは検索数の多い順にそのまま並ぶ機械的なリストではありません。あくまで参考指標のひとつとして扱うのが適切です。

サジェスト・関連キーワード・共起語の違い

サジェスト・関連キーワード・共起語の違いを表した3つのグループ

調査を始める前に、よく混同される3つの言葉を整理しておきます。ここが曖昧なままだと、ツールから出てきたデータの意味を読み違えます。

3つはどれも「関係のある言葉」ですが、集められている場所も使いどころも異なります。

種類どこに出るか主な使いどころ
サジェストキーワード検索窓の入力中記事のテーマ選定・見出し設計
関連キーワード検索結果ページの下部次に知りたいことの把握
共起語上位表示ページの本文中本文の網羅性チェック

サジェストキーワードは「検索する前」の言葉

サジェストは、ユーザーがまさに入力している最中に出てきます。検索行動のいちばん手前にある言葉です。

だからこそ、記事のテーマそのものや、タイトルに入れる語を決めるのに向いています。入口の言葉だと考えてください。

関連キーワードは「検索したあと」の言葉

関連キーワードは、検索結果を見たあとに表示されます。一度結果を見たユーザーが、次に何を知りたくなるかを示すものです。

記事の後半に置く内容や、FAQに入れる質問を考えるときの材料になります。サジェストとは使うタイミングが違うわけです。

共起語は「本文に出てくる」言葉

共起語は、検索されている言葉ではありません。上位に表示されているページの本文で、一緒に使われることが多い語のことです。

本文を書いたあとに、触れ忘れている観点がないかを点検するのに使います。共起語を無理に詰め込む使い方は、かえって読みにくい文章になるので避けてください

3つを役割で分けて使えば、調査の順番も自然に決まります。テーマを決めるときはサジェスト、構成を広げるときは関連キーワード、書き上げたあとの点検に共起語です。

【2026年の変化】AI検索での見え方は測れるが、語単位ではわからない

AI検索での表示回数は見えるが語単位では見られないことを表したイラスト

この1年で、キーワード調査を取り巻く状況は確実に変わりました。押さえておくべき変化を2つ挙げます。

どちらも、サジェスト調査のやり方そのものを変えるものではありませんが、調査結果の扱い方に影響します。

生成AIパフォーマンスレポートが全サイトに開放された

Search Consoleの「生成AIパフォーマンスレポート」が、Google公式ヘルプの記載によれば2026年8月31日付けで世界中のすべてのウェブサイトにリリースされました。

このレポートでは、AIによる概要(AI Overviews)とAIモードでの自社サイトの表示回数を確認できます。AI検索でどれくらい見られているかが、公式データで追えるようになったわけです。

ただし、ここが重要です。このレポートで選べるディメンションはページ・国・日付・デバイスの4つで、クエリ(検索語句)はありません。どの言葉で表示されたのかは、公式ヘルプの記載上わからない仕様です。

なお、Search Labsの試験運用版のデータは含まれず、日付はすべて太平洋時間(PT)で扱われます。通常のパフォーマンスレポートと同じ1,000行の制限も適用されます。

だからこそ、言葉を集める作業の価値は下がっていない

AI検索の時代になれば、キーワード調査は不要になるのではないか。そう考える方もいますが、実態は逆です。

AI検索での見え方は測れるようになった一方で、どの言葉がきっかけだったのかは公式ツールからは見えません。つまり、ユーザーがどんな言葉で探しているかを推し量る作業は、いまも自分でやるしかないということです。

サジェストは、その数少ない手がかりのひとつとして残り続けています。

Googleトレンドで比較できる語数が大幅に増えた

もうひとつの変化がGoogleトレンドです。2026年8月、比較できる検索語の上限が大きく引き上げられたことが海外のSEOメディアで報じられました。

報道によれば、従来は5グループ×25語の125語まででしたが、8グループ×50語の400語まで比較できるようになったとされています。

サジェストで集めた語をまとめて比較し、季節性や勢いの差を確認する作業が現実的になりました。ただしこれはGoogleが正式に発表したものではなく、ヘルプの記載変更をもとにした報道である点は押さえておいてください。

サジェストキーワードの調べ方|基本の4ステップ

サジェストキーワードの調べ方4ステップを表した階段のイラスト

ここからが実践です。難しい理屈はいりません。順番どおりに進めれば、1〜2時間で記事1本分の材料がそろいます。

筆者が支援先で実際にお伝えしている手順を、そのまま紹介します。

ステップ1:軸になる言葉を3〜5個決める

まず、自社の商品やサービスを表す言葉を3〜5個書き出します。「ホームページ制作」「SEO対策」といった、いちばん基本の語です。

ここで社内用語や商品名を使わないのがコツです。お客様が知らない言葉から始めても、候補は出てきません。

迷ったら、営業担当が電話口でお客様から言われる言葉を思い出してください。それがいちばん実態に近い軸になります。

ステップ2:シークレットウィンドウで候補を目視する

次に、ブラウザのシークレットウィンドウを開き、軸の言葉を1つずつ入力します。表示された候補をそのままメモに写します。

このとき、軸の言葉のうしろにスペースを入れてから、あ行から順に一文字ずつ足していくと、候補が大きく広がります。地味な作業ですが効果は高い方法です。

スマートフォンでも同じ操作をしてみてください。パソコンとは違う候補が出ることがあり、そこにヒントが隠れていることがあります。

ステップ3:ツールでまとめて取得する

目視である程度の感覚をつかんだら、ツールで一括取得します。手作業では取りこぼす語を、まとめて拾えます。

ここで重要なのは、目視を飛ばしてツールから始めないことです。先に自分の目で見ておくと、ツールが出した大量のリストのどこを見ればよいかがわかります

具体的なツールは次のH2で紹介します。

ステップ4:検索意図で4つに分類する

集めた語を、そのままリストで眺めても記事にはなりません。次の4つに分類してください。

「知りたい(費用・違い・とは)」「選びたい(比較・おすすめ・選び方)」「行きたい(地域名・近く)」「やりたい(方法・手順・自分で)」の4つです。

分類してみると、自社サイトにどの型の記事が足りていないかが一目でわかります。ここが企画の出発点になります。

4つのうち、問い合わせに直結しやすいのは「選びたい」と「行きたい」です。まず記事を増やすなら、この2つから着手するのが効率的でしょう。

調べた語は1か所に集約して残す

最後に、地味ですが効いてくる習慣をひとつ。調べた語は、必ず1つの表にまとめて残してください。表計算ソフトで十分です。

列は「語」「分類」「調べた日」「記事にしたか」の4つあれば足ります。担当者が変わっても引き継げますし、同じ語を何度も調べ直す無駄がなくなります。

半年ほど続けると、この表そのものが資産になります。どの分類の記事が不足しているか、どの語を放置しているかが一覧で見えるようになるためです。

サジェストは時期によって変わります。年に1〜2回は同じ軸で調べ直し、新しく出てきた語を追記しておくと、企画のネタ切れを防げます。

調査に使うツールの選び方

サジェスト調査に使うツールの選び方を表した道具箱のイラスト

サジェスト調査のツールは数多くありますが、中小企業がいきなり有料ツールを契約する必要はありません。まずは無料の組み合わせで十分に回ります。

ここでは特定のサービスを推奨する意図はなく、代表的なものの性格の違いを整理します。仕様や料金は変わることがあるため、導入前に必ず各社の公式サイトでご確認ください。

無料で始めるなら、この3つの組み合わせ

1つ目が、サジェストを一括取得できるキーワードツールです。国内では「ラッコキーワード」がよく使われており、軸の語を入れるだけで候補を一覧で出せます。

2つ目がGoogleキーワードプランナーです。Google広告のアカウントがあれば使え、おおよその検索ボリュームの規模感をつかめます。広告を出稿していない場合、数値が幅で表示される点には注意してください。

3つ目がGoogleトレンドです。語ごとの人気の推移や季節性を比べられます。前述のとおり2026年8月に比較できる語数が大きく増えたと報じられており、集めた語の取捨選択に使いやすくなりました。

Search Consoleは「すでに拾えている語」を教えてくれる

忘れられがちですが、自社のSearch Consoleがいちばん確実な情報源です。すでに自社サイトが表示されている検索語が、実データで並んでいます。

サジェストで見つけた語がSearch Consoleにも出ているなら、すでに接点がある証拠です。表示回数はあるのにクリックが少ない語は、記事を作る優先度が高いといえます。

サジェストで仮説を立て、Search Consoleで裏を取る。この往復が、いちばん外れの少ないやり方です

有料ツールを検討するタイミング

有料ツールが必要になるのは、記事数が増えて手作業の管理が追いつかなくなったときです。目安として、月に4本以上を継続的に出す体制になってからで十分でしょう。

有料ツールの主な利点は、正確な検索ボリューム、競合サイトとの比較、順位の自動計測がまとめて行える点にあります。作業時間を買うイメージです。

逆にいえば、記事を月1本出すのがやっとという段階で契約しても、機能を使いきれません。まず無料ツールで運用の型をつくることをおすすめします。

集めたキーワードを記事に落とす手順

集めたキーワードを記事に落とし込む流れを表したイラスト

調査で終わってしまう会社が非常に多いのが実情です。リストをつくって満足し、記事が増えないまま数か月が過ぎる、という状態です。

ここでは、集めた語を実際の記事に変えるまでの手順を示します。

1記事に1つの検索意図だけを載せる

いちばん多い失敗が、集めた語を全部1本の記事に詰め込むことです。結果として、誰に向けた記事なのかがぼやけます。

「費用が知りたい人」と「自分でやる方法を知りたい人」は別人です。分けて書いたほうが、どちらにも届きます。

先ほどの4分類が、そのまま記事の分け方になります。分類ごとに1本ずつ、と考えてください。

サジェストをそのまま見出しにしない

集めた語をそのまま見出しに並べると、機械的で読みにくい記事になります。検索エンジンにも、読者にも評価されません。

やるべきは、その語で検索した人が何を知りたいのかを一文にすることです。「費用」という語なら、「いくらかかるのか、何で金額が変わるのか」が本当の問いです。

その問いに答える形で見出しを立てれば、自然な文章になり、結果として語も含まれます。

既存記事の強化を先に検討する

調査で見つけた語が、すでに公開済みの記事と近いテーマであることは珍しくありません。その場合、新規で書くより既存記事に足すほうが効果的です。

似たテーマの記事が増えると、社内で記事同士が競合し、どちらも中途半端な順位で止まることがあります。

新規か強化かは、Search Consoleで該当の語の表示回数を見てから決めるとよいでしょう。すでに表示があるなら、その記事を伸ばすほうが早く結果が出ます。

効果は3か月単位で見る

記事を公開しても、翌週に順位がつくことはまずありません。反映には時間がかかります。

順位がいつまでにどこまで上がるかを確約することは、誰にもできません。ただ、公開から3か月ほどの表示回数の推移を見れば、方向性が合っているかは判断できます。

短期で判断して方針を変えるより、決めた型で本数を積むほうが、中小企業のサイトでは結果につながりやすいというのが筆者の実感です。

業種別に見るサジェスト調査の着眼点

業種ごとにサジェスト調査の着眼点が違うことを表した建物のイラスト

調査の手順は業種を問わず同じですが、どこに注目すべきかは事業の性質によって変わります。ここでは代表的な4つの型を挙げます。

自社に近い型を参考に、軸の言葉を決める材料にしてください。

士業・専門サービスは「費用」と「相談前の不安」

税理士、社会保険労務士、行政書士といった士業では、「費用」「相場」「無料相談」といった語がサジェストの上位に並びやすい傾向があります。

金額が事前に見えにくい業種のため、依頼する前に相場を確かめたいという心理が強く働くためです。

この型では、料金の考え方を丁寧に説明した記事が有効です。金額を出せない場合でも、何によって変わるのかを示すだけで、問い合わせのハードルは下がります。

製造業は「用途」と「材質・規格」から入る

製造業では、会社名や製品名ではなく、「◯◯ 加工」「◯◯ 材質」「小ロット 対応」のような、技術や条件を表す語で探されることが多くなります。

探しているのは購入者ではなく、発注先を選定している技術者や購買担当だからです。彼らは自社名を知らない状態で検索してきます。

対応できる素材・寸法・ロットを、そのまま記事のテーマにするのが有効です。社内では当たり前の条件が、検索する側にとっては探している情報そのものになります。

店舗・来店型は「地域名」との組み合わせが中心

飲食店、美容室、整体院など来店してもらう業種では、サービス名と地域名の組み合わせが軸になります。「◯◯ 下野市」「◯◯ 駅前」といった形です。

あわせて、「駐車場」「予約なし」「当日」「子連れ」といった条件を表す語もよく現れます。来店の判断に直結する情報だからです。

この型では、記事だけでなくGoogleビジネスプロフィールの情報も一緒に整えておくと効果が出やすくなります。検索する人は、地図の情報とサイトの両方を見比べています。

BtoBサービスは「比較」と「導入の不安」

法人向けのサービスでは、「比較」「おすすめ」「導入事例」「デメリット」といった語が目立ちます。稟議を通すための材料を探している段階だからです。

とくに「デメリット」「失敗」といった語は、自社にとって書きにくい内容ですが、正直に触れている記事のほうが信頼されます。

なお、比較記事を書く際に他社を批判的に扱う必要はありません。自社が向いているケースと向いていないケースを示すだけで、判断材料として十分に機能します。

ネガティブサジェストが出たときの考え方

ネガティブサジェストから自社を守ることを表したイラスト

サジェスト調査をしていて、自社名のうしろに好ましくない語が並んでいることに気づく。これは中小企業でも実際に起こります。

いわゆるネガティブサジェスト、サジェスト汚染と呼ばれる状態です。調査のついでに必ず確認しておきたい項目でもあります。

まず自社名で確認する

キーワード調査をするときは、商品やサービスの語だけでなく、必ず自社名と代表者名でも候補を見てください。シークレットウィンドウで確認します。

採用の応募者や、取引を検討している企業は、まず社名で検索します。そのとき最初に目に入るのが検索候補です。

問題のある候補が出ていないなら、それで構いません。定期的に見る習慣をつけておくだけで、早期に気づけます。

削除申請ができる場合とできない場合がある

Googleはオートコンプリートのポリシーを公開しており、それに違反すると考えられる候補は報告できる仕組みを用意しています。

ただし、報告すればどんな候補でも消せるわけではありません。対応されるのはポリシー違反や法的に問題があると判断された場合に限られます

単に自社にとって都合が悪い、というだけの候補は対象になりません。ここを誤解したまま業者に依頼して、費用だけがかかるケースを見かけます。

名誉毀損など法的な判断が絡む場合は専門家へ

候補の内容が事実無根の中傷にあたる、あるいは権利侵害の可能性がある場合は、SEOの範囲を超えた法的な判断が必要になります。

そのような場合は、自己判断で進めず、弁護士など専門家にご相談ください。対応の順序を誤ると、かえって話が大きくなることがあります。

正しい情報を増やすことも並行して行う

削除だけに頼るのではなく、自社について正確な情報を発信し続けることも有効な対処です。会社概要、実績、代表者の紹介などを整えておきます。

検索した人が候補を見たあとに開くのは、結局のところ検索結果に並ぶページです。そこに信頼できる自社の情報があるかどうかで、受ける印象は変わります。

なお、候補が消える時期を確約することは誰にもできません。その点を約束する説明には慎重に接してください。

よくある質問(FAQ)

サジェストキーワードのよくある質問を表した吹き出しのイラスト

サジェストキーワードは何個くらい集めればよいですか

記事1本を企画するなら、軸の語1つにつき30〜50語ほど集まれば十分です。数を増やすことより、集めた語を4分類に整理することのほうが重要になります。

数百語を集めても、使わないまま眠らせてしまうケースがほとんどです。まず1つの軸から始めてください。

自分のパソコンとスマホで候補が違うのはなぜですか

サジェストは、検索した地域やデバイス、これまでの検索履歴の影響を受けるためです。同じ語を入れても、環境が違えば候補は変わります。

調査の際はシークレットウィンドウを使い、パソコンとスマートフォンの両方で確認することをおすすめします。

検索ボリュームがゼロの語は使わないほうがよいですか

いいえ、必ずしもそうではありません。ツール上でゼロと表示されても、実際にはわずかに検索されている場合があります。

とくに地域名や具体的な悩みを含む語は、数は少なくても問い合わせにつながりやすい傾向があります。数字だけで切り捨てないことをおすすめします。

AI検索の時代でもサジェスト調査は必要ですか

必要です。Search Consoleの生成AIパフォーマンスレポートで表示回数は追えるようになりましたが、公式ヘルプの記載どおり、どの検索語で表示されたのかはわからない仕様です。

ユーザーがどんな言葉で探しているかを知る手段として、サジェストの価値は残っています。

有料ツールは契約したほうがよいですか

記事を月1〜2本出す段階であれば、無料ツールとSearch Consoleの組み合わせで十分です。まず運用の型をつくることを優先してください。

月4本以上を継続する体制になり、手作業の管理が負担になってきたら、そこで検討する流れが無理のない進め方です。

自社名に好ましくない候補が出ています。すぐ消せますか

Googleに報告する仕組みはありますが、対応されるのはポリシー違反や法的に問題があると判断された場合に限られます。すべての候補が消せるわけではありません。

また、いつまでに消えるかを確約することはできません。内容が権利侵害にあたる可能性がある場合は、弁護士など専門家にご相談ください。

まとめ|サジェストは「顧客の言葉」を集める作業

サジェスト調査のまとめとチェックリストを表したイラスト

ここまでの内容を整理します。サジェストキーワードは、検索窓に入力している最中に表示される候補で、ユーザーが実際に打ち込んでいる言葉の手がかりです。

関連キーワードは検索したあとの言葉、共起語は上位ページの本文に出てくる言葉であり、それぞれ使うタイミングが異なります。テーマを決めるときはサジェスト、構成を広げるときは関連キーワード、書き上げたあとの点検に共起語です。

2026年の変化として、Search Consoleの生成AIパフォーマンスレポートが8月31日付けで全サイトに開放されました。ただし、選べるディメンションはページ・国・日付・デバイスのみで、どの検索語で表示されたかは公式ヘルプの記載上わかりません。だからこそ、ユーザーの言葉を自分で集める作業の価値は残っています。

調べ方は4ステップ。軸の語を3〜5個決め、シークレットウィンドウで目視し、ツールで一括取得し、最後に「知りたい・選びたい・行きたい・やりたい」の4つに分類します。

ツールは、無料のキーワードツール・キーワードプランナー・Googleトレンドに、自社のSearch Consoleを組み合わせれば十分です。サジェストで仮説を立て、Search Consoleで裏を取る往復が、いちばん外れの少ないやり方になります。

今日からできることを1つ挙げるなら、シークレットウィンドウを開き、自社の主力サービス名と自社名の2つでサジェストを見てみることです。10分あれば終わります。そこに出てきた言葉が、次に書くべき記事のテーマそのものです。

キーワード選定やサジェスト対策のご相談はアクセス・リンクへ

株式会社アクセス・リンクでは、栃木県下野市を拠点に、中小企業のSEOコンサルティングとホームページ制作を行っています。代表の三田健司は全日本SEO協会の認定SEOコンサルタントとして、Web制作10年以上、延べ1,000件以上のサイトに携わってきました。

どの言葉で記事を書くべきかは、業種や商圏、競合の状況によって変わります。調査のやり方は同じでも、優先順位の付け方が事業ごとに違うためです。自社だけで抱え込まず、いちど外の目を入れてみることで、進む方向がはっきりすることは少なくありません。

キーワード選定から記事の設計、サジェスト対策までご一緒します。ご相談はお問い合わせページからお気軽にお寄せください。

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