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Google検索ボタンが消える?AI優先トップページと対策

記事執筆者:認定SEOコンサルタント 三田健司

「Googleのトップページを開いたら、いつもの『Google 検索』のボタンが無くなっていたのですが、故障でしょうか」。先週あたりから、こうしたご連絡をいただくようになりました。

故障ではありません。2026年8月上旬から、Googleが一部の利用者に対して、トップページのデザインを差し替える試験を始めています。25年以上ほぼ変わらなかった「Google 検索」ボタンが消え、その場所にAIの機能を呼び出すボタンが並ぶ、という内容です。

ボタンが1つ消えただけの話に見えるかもしれません。ただ、Googleのトップページは世界でもっとも多くの人が最初に触れる画面です。そこで何を押させるかは、そのままユーザーの行動の入口を決めます。自社サイトへの流入がどこから来ているかを考えると、無視できる変更ではありません。

この記事では、実際に何が変わったのか、これがテストにとどまるのか、そして中小企業のホームページ運営者が今の段階で何を確認し、何をしておけばよいのかを順番に整理していきます。

目次

Googleのトップページから「検索ボタン」が消えた

モニターの検索窓の下からボタンが外れて離れていく様子のアイソメトリックイラスト

気づかれたのは2026年8月10日ごろ

この変化を最初に詳しく報じたのは、海外のSEOメディアであるSearch Engine Watchでした。2026年8月10日付けの記事で、Googleアカウントにログインしていない状態でGoogleのトップページを開くと、見慣れた画面と違うものが表示されると伝えています。

同メディアは、パソコン版のChromeだけでなく、Microsoft EdgeやPerplexityのCometブラウザでも同じ画面を確認したと書いています。つまり特定のブラウザの不具合ではなく、Google側で出し分けが行われていると考えるのが自然です。

その後、Search Engine RoundtableやSearch Engine Landなど複数の海外メディアが後追いで報じました。Search Engine Landの記事では、Googleの検索担当幹部が「デスクトップでの小規模なテストです」とコメントしたことも伝えられています。

消えたボタンと、残ったボタン

従来のGoogleのトップページには、検索窓のすぐ下に「Google 検索」と「I’m Feeling Lucky」という2つのボタンが並んでいました。日本語環境でも同じ並びで、ほとんどの方が見慣れている画面です。

今回の試験版では、このうち「Google 検索」ボタンが姿を消し、代わりに「Create images(画像を作る)」「Ask about files(ファイルについて聞く)」「Brainstorm(アイデアを出す)」という3つのショートカットが並びます。さらに検索窓の内側には「AIモード」のボタンが入りました。

なお「I’m Feeling Lucky」については、そのまま残っていたと書いている媒体と、これも一緒に消えていたと書いている媒体があり、記述が分かれています。同じテストでも複数のパターンが配信されている可能性があるため、この点は断定できません。

検索そのものができなくなったわけではない

ここは誤解されやすい点なので、はっきり書いておきます。ボタンが消えても、検索窓に文字を入力してEnterキーを押せば、これまでどおり通常の検索結果ページが開きます。

実際、Googleのトップページから検索する人の多くは、もともとボタンを押さずにEnterキーで検索しています。その意味では、実際の操作にはほとんど影響がないという見方もできます。

それでも注目されているのは、Googleが画面のいちばん目立つ場所に何を置くかという「意思表示」だからです。長年そこにあった検索ボタンを退けてまでAIの機能を並べたことに、方向性が表れています。

現時点では「テスト」である

重要な前提として、これは採用が決まった仕様ではありません。Googleの検索担当幹部はSearch Engine Landの取材に対し、これはデスクトップでの小規模なテストであり、検索でできることを知ってもらうための試みだと説明しています。

アカウント、セッション、地域などの条件で表示が分かれている可能性があります。実際、ログインの有無やブラウザ、接続する国を変えても同じ画面を再現できなかったと書いている媒体もあります。この記事も「決定した仕様」ではなく「観測された試験」として読んでください。

ただ、Googleが過去に行ってきたトップページの試験を振り返ると、テストの段階で大きな反発が出なかったものは、形を変えつつ本採用されてきました。今回もその可能性は十分にあります。

置き換わった4つのAI機能でできること

虫眼鏡・画像・フォルダ・電球の4つのパネルが端末につながるアイソメトリックイラスト

AIモード(検索窓の中に移動)

AIモードは、質問を投げると対話形式で答えが返ってくる検索の形です。登場した当初は、タブを切り替えたり実験機能の一覧から選んだりする必要がありました。

ここで押さえておきたいのは、AIモードのボタン自体は今回のテストで新しく現れたものではないという点です。検索窓の中にはすでに置かれていました。ただ、その下にあった「Google 検索」ボタンが消えることで、画面のなかでの目立ち方は相対的に大きくなります。

Search Engine Watchの検証では、AIモードはログインしていない状態でも動いたと報告されています。アカウントを持たない人にもAIモードの入口が開かれた、という点が今回の変化のなかで最も影響が大きい部分です。

Ask about files(ファイルについて聞く)

これは検索窓に「+」ボタンが現れ、手元のファイルを添付してから質問できる機能です。PDFの資料を読み込ませて要点を聞く、といった使い方が想定されます。

同メディアの検証では、この機能もログインなしで使えたとされています。これまで生成AIを使うにはアカウント登録が必要というのが一般的でしたから、心理的なハードルはかなり下がります。

なお、業務上の機密文書や個人情報を含むファイルを外部サービスに読み込ませる行為は、社内規程や取引先との契約に抵触する場合があります。会社として使うかどうかは、情報の取り扱いルールを確認したうえで判断してください。

Brainstorm(アイデアを出す)

Brainstormは、やりたいことを説明すると、それに沿った案や整理を返してくれる機能です。企画のたたき台づくりや、言葉が出てこないときの取っかかりとして使うイメージになります。

これもログインなしで動いたと報告されています。検索の入口が「情報を探す場所」から「考えを進める場所」へ広がっていることが、この機能の存在からよく分かります。

Web集客の立場から見ると、ここで完結してしまう質問が増えるほど、外部サイトへの訪問は減ります。後半で触れる「クリックされない検索」の話につながる部分です。

Create images(画像を作る)

4つのなかで唯一、Googleアカウントへのログインが求められるのがこの機能です。文章で指示すると、その内容に沿った画像が生成されます。

Googleは2026年7月14日、Google画像検索の25周年に合わせて、AIによる概要(AI Overviews)の中でも画像生成が使えるようにすると発表しました。トップページとAIによる概要の両方に画像生成の入口ができたことになり、検索まわりで画像を「探す」のではなく「作る」流れを強めていることが読み取れます。

自社で撮影した写真や図解を持っているかどうかが、これから効いてきます。生成された画像で用が足りる場面と、実物の写真でなければ意味がない場面の差が、はっきり出るためです。

この画面は誰に表示されているのか

青いモニターに検索窓と小さなアイコンが並ぶアイソメトリックイラスト

サインインすると消えた、という報告

Search Engine Watchの検証で興味深いのは、Googleアカウントにサインインすると3つのAIショートカットが消え、サインアウトすると再び現れたという点です。

ただし、この点は複数の媒体で確認が取れているわけではありません。別のメディアは、ログインの有無やブラウザ、接続する国を変えても同じ画面を再現できなかったと書いています。

Google自身は「デスクトップでの小規模なテスト」と述べただけで、未ログインの人に対象を絞ったとは説明していません。ここから先は観測にもとづく推測として読んでください。なお、この画面は英語環境での観測が中心で、日本語環境でどうなるかは執筆時点では確定していません。

未ログイン層は「AIをまだ使っていない人」

仮にこの出し分けが意図的なものだとすると、狙いは想像がつきます。ログインしている人は、GmailやYouTubeを日常的に使っている、いわばGoogleの世界に入っている利用者です。そうした層の多くは、すでにAIモードやGeminiの存在を知っています。

一方、ログインしないままGoogleを使っている人は、検索窓に言葉を入れて青いリンクをたどる、従来型の使い方をしている可能性が高い層です。AIの機能をまだ知らない、あるいは使っていない人にこそ、入口を見せたいという狙いが透けて見えます。

これは中小企業のWeb担当者にとって示唆があります。これまで「AI検索を使うのは新しいもの好きの一部だけ」と考えていたなら、その前提が崩れる方向に動いている、ということです。

登録なしで使えることの意味

生成AIサービスの多くは、アカウント登録を経ないと使えません。この登録という一手間が、利用者を選ぶフィルターになってきました。

今回、AIモード・ファイルについての質問・アイデア出しが登録なしで動くのであれば、そのフィルターが外れます。パソコンを開いてGoogleを表示した瞬間から、誰でもAIに質問できる状態になるわけです。

利用者にとっては便利な変化です。同時に、サイトを運営する側にとっては、検索から自社サイトへ人が流れてくる経路が1つ細くなる可能性を意味します。

中小企業のホームページに起きること

1つの機器から4つのアイコンパネルへ線が分岐するアイソメトリックイラスト

入口が1本から数本に分かれる

これまでGoogleのトップページの役割は1つでした。言葉を入れて、検索結果を出す。そこから自社サイトへ来てもらう、という一本道です。

今回の画面では、その入口が「通常の検索」「AIモード」「ファイルについての質問」「アイデア出し」「画像生成」に分かれます。利用者がどれを選ぶかで、その後に踏む道筋がまるで変わります。

自社サイトへの入口として意味を持つのは、このうち「通常の検索」と「AIモード」の2つです。残りの3つは、多くの場合Googleの中で完結します。

表示回数は増え、クリック率は下がりやすい

AIモードやAIによる概要が使われる場面が増えると、検索結果の中で自社ページが「引用元」として名前だけ出るケースが増えます。Search Console上では表示回数として計上されますが、クリックにはつながりません。

結果として、表示回数は伸びているのにクリック数が横ばい、あるいは減っているという数字の形が出やすくなります。実際、当社でお預かりしているサイトでも、2026年に入ってからこの傾向が強まっています。

数字が悪化したように見えても、順位が落ちたとは限りません。表示回数・クリック数・平均掲載順位を分けて見る習慣をつけてください。

「探す」から「相談する」への変化

キーワードを打ち込んで探す使い方と、文章で相談する使い方では、投げかけられる言葉がまったく違います。「下野市 ホームページ制作」ではなく「栃木で予算50万円くらいでホームページを作りたいのですが、どんな会社に頼めばいいですか」といった聞き方になります。

この長い問いに答えるために、AIは複数の下位質問に分解して情報を集めます。単語の一致だけを見ていた時代とは、拾われ方が変わるということです。

だからこそ、記事のなかで条件や前提をきちんと書いておくことが効いてきます。金額、対応地域、納期、対象となる業種。こうした具体が書かれていないページは、相談型の問いに引っかかりません。

指名検索の価値がさらに上がる

一般的なキーワードでの流入が細るぶん、会社名やサービス名で直接探してもらえる状態の価値が相対的に上がります。指名検索は、AIが要約しても最終的に公式サイトへ人を送る性質が強いためです。

言い換えると、検索エンジン任せの集客から、覚えてもらう努力とセットの集客へ、比重が移っていきます。地域の中小企業にとっては、むしろ戦いやすくなる面もあります。

いま数字で確認しておくべきこと

ノートパソコンにグラフが表示され虫眼鏡と資料が置かれたアイソメトリックイラスト

Search Consoleの生成AIパフォーマンスレポート

Googleは2026年に入ってから、Search Consoleに生成AI関連の成果を見るレポートを追加しています。2026年8月11日には、このレポートがすべてのユーザーに開放されたと海外メディアが報じました。

ここを見ると、AIによる概要やAIモードの中で自社ページがどれだけ表示され、どれだけクリックされたかの傾向がつかめます。まだ管理画面を開いていない方は、まずここを一度見てください。

数字が小さくても落ち込む必要はありません。重要なのは、いまの水準を記録しておくことです。比較する基準がないと、半年後に良くなったのか悪くなったのか判断できません。

検索語句を「単語」と「文章」で分けて見る

Search Consoleの検索パフォーマンスで、クエリを文字数順に並べ替えてみてください。10文字を超えるような長い問いかけが増えていれば、相談型の検索が入ってきているサインです。

長い問いかけで表示されているページと、短い単語で表示されているページは、たいてい別物です。前者が伸びているなら、その書き方を他のページにも広げる価値があります。

逆に長い問いかけがまったく拾えていない場合は、記事が用語解説に寄りすぎている可能性があります。「どうすればよいか」に答える段落を足すだけで、変わることがあります。

GA4で流入元を切り分ける

GA4には、生成AIサービス経由の訪問を分けて見るための仕組みが用意されています。Googleの検索結果からの訪問と、AIサービスからの訪問を混ぜて見ていると、変化に気づけません。

数は少なくても、AI経由で来た人は目的がはっきりしていることが多く、問い合わせにつながる率が高い傾向があります。母数の小ささだけで切り捨てないでください。

最低でも月に1回、表示回数・クリック数・問い合わせ件数の3つを並べて記録する。これだけで、施策の当たり外れが見えるようになります。

今日からできる5つの対策

チェック済みのクリップボードと上向きの矢印、歯車を並べたアイソメトリックイラスト

1. 結論を最初の200字に置く

AIが情報を拾うとき、ページの冒頭は重く扱われます。前置きを長く書いてから結論に入る構成は、要約されるときに不利です。

「結論から申し上げると」で始まる段落を、見出しのすぐ下に置いてください。人間の読者にとっても親切な形なので、直帰率の改善にもつながります。

すべての記事を直すのは大変ですから、問い合わせにつながっている上位10ページから手をつけるのが現実的です。

2. 会社名・サービス名で見つけてもらう導線をつくる

指名検索を増やすのに特別な手法は要りません。名刺、封筒、見積書、SNSのプロフィール、請求書のフッター。社名とサイトのURLが並んでいる接点を増やすだけです。

加えて、社名で検索したときに公式サイトが最初に出るか、Googleビジネス プロフィールの情報が正しいかを確認してください。ここが崩れていると、せっかく思い出してもらっても取りこぼします。

社名で検索したときに、意図しない言葉が候補に並ぶ場合は別途の対処が必要です。放置すると、思い出してもらった瞬間に不安を与えることになります。

3. 自社にしかない数字と事例を載せる

一般論はAIが自分で書けます。これから価値が残るのは、その会社にしかない情報です。施工件数、対応エリア、実際の価格帯、失敗した事例とその後の対応。

「どこにでも書いてあること」を上手に書くより、「うちにしか書けないこと」を素朴に書くほうが強い。これが2026年の実務での実感です。

写真も同じです。素材サイトの写真より、現場で撮った1枚のほうが信頼されます。手ぶれしていても構いません。

4. 質問と答えの形で書く

相談型の検索が増えるということは、投げられる言葉が疑問文になるということです。ページの側にも、疑問文の見出しと短い答えを用意しておくと拾われやすくなります。

お客様から実際に受けた質問をそのまま見出しにするのが、いちばん確実な方法です。想像で作った質問より、現実の質問のほうが検索の言葉に近いためです。

電話やメールで繰り返し聞かれることを、まず5つ書き出してみてください。それがそのまま記事の材料になります。

5. サイトの外の情報も整える

AIは自社サイトだけを見ているわけではありません。業界団体の名簿、地域のポータル、求人媒体、クチコミ。あちこちに散らばった情報を突き合わせて、会社の像をつくります。

住所の表記ゆれ、電話番号の食い違い、閉じた店舗の情報が残っている。こうしたズレは、そのまま信頼の低下につながります。

まずは自社名で検索して、上位に出てくるページを10件ほど開いてみてください。古い情報が残っていれば、修正を依頼する。地味ですが効きます。

業種別に見た影響の出方

店舗と工場が線でつながりオレンジの地図ピンが立つアイソメトリックイラスト

店舗・サービス業

飲食店、美容室、整体院のように地域で商売をしている業種では、そもそも検索結果より地図が先に見られています。トップページの変化による直接の影響は、比較的小さい部類です。

ただし「近くで◯◯ができるお店を教えて」といった相談型の問いは、これから増えます。営業時間、駐車場の有無、キャッシュレス対応、予約方法。こうした条件がプロフィールとサイトの両方に書かれているかを確認してください。

クチコミへの返信も、AIが読む材料になります。返信を書く手間は、思っているより回収されます。

製造業・BtoBの専門サービス

取引先の担当者が候補企業を探す場面では、相談型の検索がすでに使われはじめています。「アルミの小ロット加工に対応できる関東の会社」といった聞き方です。

この問いに引っかかるには、対応可能な材質、ロット数、設備、納期の目安が文章で書かれている必要があります。会社案内のPDFに書いてあるだけでは足りません。

逆に言えば、ここを整えている会社はまだ多くありません。競合が動く前に着手できれば、差がつきやすい領域です。

ECサイト・通販

商品を比較する行為は、AIがもっとも得意とする作業の1つです。価格、サイズ、送料、返品条件が構造的に書かれていれば、比較の土俵に上がれます。

一方で、画像生成が検索の中に入ってきたことは、商品写真の役割にも影響します。イメージを掴むだけならAIが作った絵で足りてしまうため、実物を写した写真の質が問われるようになります。

使用シーンの写真、サイズ感が分かる比較写真、素材の質感が伝わる接写。この3種類は、生成画像では代替しにくい領域です。

士業・医療など専門性の高い業種

法律や医療に関わる分野では、Googleは以前から慎重な扱いをしています。AIによる回答でも、専門家への相談を促す表現が挟まれることが多く見られます。

この分野では、資格、所属団体、監修者の明示といった基本の積み上げが引き続き効きます。なお、具体的な法的判断や治療方針については、必ず弁護士や医師などの専門家にご相談ください。

サイト側でできるのは、誰が書いた情報なのかを分かるようにしておくことです。執筆者のプロフィールページを1枚作るだけでも、印象は変わります。

よくある質問(FAQ)

虫眼鏡や電球のアイコンが並び疑問に答える様子を表したアイソメトリックイラスト

日本でもこの画面になるのですか?

2026年8月12日時点では、英語環境での観測が中心で、日本語環境で全面的に切り替わったという情報はありません。Googleもデスクトップでの小規模なテストだと説明しており、全面展開を告知した段階ではありません。

ただし、Googleのこの種の変更は英語圏で試してから他の言語へ広がるのが通例です。日本でも同じ画面になる前提で準備しておくのが安全だと考えています。

検索ボタンが無くて困っています。元に戻せますか?

利用者側で表示を選ぶ設定は、現時点では用意されていません。ただ、Googleアカウントにサインインすると従来の画面に戻ったと報告している媒体があります。一方で、ログイン状態を切り替えても変化しなかったという報告もあり、条件ははっきりしていません。

また、検索窓に文字を入力してEnterキーを押せば、これまでどおりの検索結果が表示されます。操作としてはボタンを押すのとまったく同じ結果になります。

SEO対策はもう意味がないのでしょうか?

そうは考えていません。AIモードもAIによる概要も、答えを組み立てる材料はWebページから集めています。集められる状態を整えることが、そのままSEOの仕事です。

Google自身も、AI検索への対策として特別なファイルや新しい技術は不要で、従来のSEOの基本を続けてほしいという趣旨の説明を繰り返しています。やることが根本から変わるわけではありません。

アクセスが減ったらどう対応すればよいですか?

まず、減っているのがクリック数なのか表示回数なのかを分けて確認してください。表示回数が保たれているなら、順位ではなく見え方の問題です。

そのうえで、問い合わせ件数が減っているかどうかを見ます。アクセスが減っても問い合わせが変わっていないなら、慌てて記事を書き足す必要はありません。

AI向けに特別なファイルを置いたほうがよいですか?

Googleは、AI検索に対応するための専用ファイルは必要ないという立場を示しています。話題になっている形式のファイルを置いても、Google検索での扱いが変わるという確認は取れていません。

限られた時間を使うなら、ページの中身を整えるほうに回すことをおすすめします。効果が読めない施策より、確実に効く基本のほうが先です。

まとめ|ボタンは消えても、やることは変わらない

店舗・オフィスビルと地図ピンが線でつながったアイソメトリックイラスト

2026年8月上旬、Googleが一部の利用者に対して、トップページから「Google 検索」ボタンを外し、画像生成・ファイルについての質問・アイデア出しのショートカットを並べる画面を出していることが確認されました。

Google自身がデスクトップでの小規模なテストだと認めており、全面展開は決まっていません。日本語環境で同じ画面になるかも未確定です。ただ、Googleが検索の入口に何を置きたいと考えているかは、はっきり読み取れます。

影響として想定されるのは、表示回数が伸びる一方でクリック率が下がること、そして検索の言葉が単語から相談の文章へ移っていくことです。どちらもすでに始まっている流れで、今回の変更はそれを加速させます。

対策として挙げたのは、結論を先に書く、指名検索の導線を増やす、自社にしかない数字と事例を載せる、質問と答えの形で書く、サイト外の情報を整える、の5つです。いずれも新しい技術は要りません。

今日すぐできることを1つ挙げるなら、Search Consoleを開いて、直近3か月の表示回数とクリック数を紙に書き写してください。基準の数字を持っておくこと。これが半年後の判断を助けます。

AI検索対策のご相談はアクセス・リンクへ

株式会社アクセス・リンクは、栃木県下野市を拠点に、SEOコンサルティング、Googleビジネス プロフィールを活用したMEO対策、WordPressによるホームページ制作を行っています。代表の三田健司は全日本SEO協会の認定SEOコンサルタントで、Web制作の実務に10年以上、延べ1,000件以上の案件に携わってきました。

検索の形が変わっていくなかで、自社サイトの数字をどう読み、どこから手をつければよいのか。判断に迷う場面が増えていると思います。現状のアクセスと問い合わせの数字を一緒に確認しながら、御社にとって無理のない進め方をご提案します。

AI検索対策やSEOについてのご相談は、お問い合わせフォームからお気軽にお寄せください。現状の確認とご相談は無料で承っております。

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