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被リンクの否認は必要?Google最新見解と判断基準

記事執筆者:認定SEOコンサルタント 三田健司

「知らない海外のサイトから、うちのホームページへのリンクが大量に張られているんです。これは否認したほうがいいのでしょうか」というご相談を、ここ数か月で立て続けにいただきました。無料の被リンクチェックツールで「危険なリンク」と赤く表示されて不安になった、という方がほとんどです。

この「否認(ひにん)」という作業は、Googleサーチコンソールにある「リンクの否認ツール」を使います。特定のリンクについて「これは自分と関係ありません、評価に使わないでください」とGoogleに伝える機能です。

この否認ツールをめぐって、2026年9月2日に報じられたGoogleのジョン・ミュラー氏の発言が注目を集めました。「否認ツールには効果がある」という趣旨の内容です。長年「大半のサイトには不要」と言われてきた道具なので、SEOの現場ではちょっとしたざわつきが起きました。

この記事では、その発言の中身と前後の文脈、Google公式ヘルプが今も明記している「否認すべき2つの条件」、そして順位が落ちたときに否認より先に確認すべきことを整理します。中小企業のWeb担当者・経営者の方が、被リンクの不安に振り回されずに判断できるようになることがゴールです。

目次

2026年9月、Googleが否認ツールについて語ったこと

Googleが否認ツールについて見解を示すイメージ

まずは、今回のニュースそのものを正確に押さえておきます。ここを取り違えると、その後の判断がまるごとずれてしまいます。

発言の舞台はRedditの相談スレッド

発端は、あるサイト運営者がRedditに投稿した相談でした。「価値のある被リンクを誤って否認してしまい、順位を失った」という内容です。この投稿に対して、Google検索の情報発信を担当するジョン・ミュラー氏が返信しました。

ミュラー氏は「否認ツールに対する批判が多いけれど、使いどころと時期がある。効果はある」という趣旨のことを書いています。この一文だけが切り取られて、SEO系メディアで「Googleが否認ツールの効果を認めた」と報じられました。

同時に「数本の否認でサイトは消えない」とも述べている

ここが大事なところです。ミュラー氏は同じ返信の中で、数本のリンクを否認したくらいでサイトが検索結果から消えることはないという趣旨も述べています。

つまり「否認には効果がある」と「否認したせいで順位が飛んだ」は別の話だ、と切り分けているわけです。相談者の順位下落の原因は、おそらく否認ではなく別のところにある、という見立てです。

この相談者のケースには特有の事情があった

報道によれば、この相談者のサイトはゲスト投稿枠やクラウドソーシングサービス経由でリンクを購入していたとされています。つまり、Googleのスパムポリシーに触れる可能性のあるリンクを自ら集めていた側です。

そういう背景があるサイトに向けた発言だという点は、押さえておく必要があります。真面目に運営している中小企業のサイトに、そのまま当てはめられる話ではありません。

過去のGoogleの発言と並べて読む

Googleはこれまで、否認ツールについてかなり厳しい言い方をしてきました。「大半のサイトは否認する必要がない」「否認は時間の無駄になりがち」といった発言が繰り返されています。

検索スパム対策に携わるゲイリー・イリェーシュ氏は、2019年の講演で「自分に決められるなら否認ツールをなくしたい。使い方がわからないまま使えば自分の足を撃つことになる」という趣旨のことを述べています。少し古い発言ですが、今回の「効果はある」は、この流れを否定したものではありません。

否認ツールとは何か|Google公式が示す2つの条件

否認ファイルをアップロードするイメージ

ニュースの背景がわかったところで、道具そのものを確認します。Googleサーチコンソールのヘルプページには、今も明確な条件が書かれています。

「このリンクは評価に使わないでください」と伝える機能

リンクの否認ツールは、自分のサイトに向けられた特定のURLやドメインを一覧にしたテキストファイルをアップロードする機能です。Googleはそのリストに載ったリンクを、サイトの評価から切り離して扱います。

ポイントは、リンク自体が消えるわけではないことです。相手のサイトにはリンクが残り続けますし、サーチコンソールのリンクレポートにも表示され続けます。あくまでGoogleの評価上の扱いが変わるだけです。

公式ヘルプが挙げる条件は「AND」で結ばれている

Googleのヘルプページは、否認すべき場合を2つの条件で示しています。ひとつは、スパム的・人工的・低品質なリンクが相当な数、自サイトに向けられていること。もうひとつは、そのリンクが手動による対策を招いた、または招く可能性が高いことです。

この2つは「または」ではなく「かつ」で結ばれています。怪しいリンクがあるだけでは条件を満たしません。手動による対策という具体的な事態が絡んで、はじめて出番になる道具だという建て付けです。

「上級者向け機能」という警告が付いている

ヘルプページには、これは上級者向けの機能であり、慎重に使うべきだという注意書きがあります。使い方を誤ると検索結果でのパフォーマンスを損なう可能性がある、とはっきり書かれています。

さらに「大半のケースでは、Googleは追加の指示なしにどのリンクを信頼するか判断できるため、ほとんどのサイトはこのツールを使う必要がありません」とも明記されています。前提として「使わない」が標準だと理解しておくとよいでしょう。

ドメインプロパティでは使えない

実務でつまずきやすいのがここです。否認ツールはサーチコンソールの「ドメインプロパティ」に対応していません。ドメインプロパティしか登録していない場合、否認ツールのページを開いても対象を選べません。

使うには「URLプレフィックスプロパティ」の登録が必要です。またhttpとhttpsを別々に登録している場合、リストはそれぞれのプロパティに個別にアップロードする必要があります。

「効果がある」と「大半のサイトには不要」は矛盾しない

効果があることと使うべきことの違いを表すイメージ

ここまで読むと、今回の発言と公式ヘルプの記述が食い違っているように見えるかもしれません。実際には、この2つは別の層の話をしています。

「機能する」と「使うべき」は別の問題

「効果がある」は、機能が仕様どおりに動くという意味です。否認したリンクは、たしかにGoogleの評価から外れます。ここは技術的な事実の話です。

一方の「大半のサイトには不要」は、判断の話です。動くからといって全員が使うべきとは限りません。強い薬が効くのは事実でも、風邪気味の人が飲むべきとは限らないのと同じ構図です。

効果があるからこそ、誤爆したときの傷も深い

むしろ「効果がある」という言葉は、警告として読むべきかもしれません。効果があるということは、良質なリンクを間違って否認してしまえば、その分の評価も確実に失われるということです。

Googleの担当者が過去に否認ツールへ懐疑的な見方を示してきた背景も、まさにこの誤爆です。第三者ツールの「危険度」表示を鵜呑みにして、取引先や業界メディアからの正当なリンクまで否認してしまう事故が起きています。

被リンクチェックツールの「毒性スコア」は Google の指標ではない

ここは特に強調しておきたい点です。有料・無料を問わず、被リンクチェックツールが表示する「毒性」「スパムスコア」「危険度」といった数値は、各ツールが独自に計算した推定値であって、Googleが公表している指標ではありません。

ここで特定のツールを批判する意図はありません。どのツールも限られた情報から推定するしかないという構造上の制約があり、判定が実態とずれることは避けられません。数値はあくまで調査の出発点として扱うのが現実的です。

手動による対策があるかどうかは自分で確認できる

否認の2つ目の条件である「手動による対策」は、推測する必要がありません。サーチコンソールの左メニューにある「手動による対策」を開けば、その場でわかります。

「検出された問題はありません」と表示されていれば、手動による対策は出ていません。この画面が緑のまま不安だけで否認に踏み切るのは、条件を満たさないまま強い薬を飲むのと同じことです。

順位が落ちたとき、否認より先に疑うべき3つのこと

順位変動の原因を分析するイメージ

今回ミュラー氏が助言した内容で、実務的にいちばん価値があるのはここだと筆者は考えています。順位が下がったときに何を先に見るか、という優先順位の話です。

1. アルゴリズムの更新時期と重なっていないか

ミュラー氏は、下落した時期の前後に広範なスパムアップデートがなかったかを確認するよう促しています。2026年でいえば、8月18日から21日にかけて8月スパムアップデートが展開されました。

アップデートと下落のタイミングが重なっているなら、原因は被リンクではなくアップデートである可能性が高くなります。そしてこの場合、問題を直しても効果が見えるまでに数か月かかることがあるとミュラー氏は明言しています。

2. 大きな技術的トラブルが起きていないか

2つ目に挙げられたのが、大規模な技術的問題です。ミュラー氏は「カノニカルの指定を1つ間違えた」といった小さな話ではなく、「サイト全体をブロックしてしまった」レベルの事故を想定するよう述べています。

実際、中小企業のサイトでよく見かけるのは、サイトリニューアル時にテスト環境の設定が本番に残ってしまうケースです。robots.txtで全体を遮断していた、noindexが全ページに残っていた、といった事故は珍しくありません。

3. 手動による対策やセキュリティの問題が出ていないか

3つ目は、サーチコンソールの「手動による対策」と「セキュリティの問題」です。この2つは通知として明示されるため、確認に時間はかかりません。

WordPressサイトが改ざんされ、身に覚えのないページが大量に生成されていた、という事例もあります。この場合、被リンクを否認しても解決しません。まず改ざんを止めることが先です。

順位下落の切り分けは「変えたこと」から逆算する

筆者が実務で最初に聞くのは「下がる直前に何を変えましたか」です。サーバーの移転、テーマの更新、プラグインの追加、ページの大量削除。心当たりがあるなら、そこが最有力の容疑者です。

何も変えていないのに下がったのであれば、外部要因、つまりアルゴリズムの更新か競合の動きを疑います。被リンクの否認は、この切り分けが一通り終わったあとに検討する話です。

否認ファイルの作り方と、やってしまいがちな失敗

否認ファイルの作成時に注意すべき点のイメージ

条件を満たしていて、どうしても否認が必要だと判断した場合の手順です。仕様を知らないまま作ると、アップロードでエラーになるか、意図しない範囲まで否認してしまいます。

ファイルの基本仕様

Google公式ヘルプが示すファイルの仕様は次のとおりです。中小企業のサイトであれば、上限に触れることはまずありません。

項目仕様
形式UTF-8 または 7ビットASCIIのテキストファイル
拡張子.txt
記述単位1行につき1つのURLまたはドメイン
ドメイン指定先頭に「domain:」を付ける(例:domain:example.com)
URLの長さ最大2,048文字
ファイルサイズ最大10万行・2MB
コメント行頭に「#」を付けた行は無視される

サブディレクトリ単位の否認はできない

意外と知られていないのが、この制約です。「example.com/en/ 配下だけを否認する」という書き方はできません。指定できるのは個別のURLか、ドメイン(サブドメインを含む)のどちらかです。

そのため、大きなサイトの一部だけが問題という場合は、該当URLを1本ずつ書き出すことになります。手間はかかりますが、ドメインごと否認して正当なリンクまで巻き込むよりは安全です。

リンクレポートの書き出しをそのまま使わない

Googleのヘルプにも警告として書かれていますが、サーチコンソールのリンクレポートを書き出して、そのままアップロードするのは危険です。書き出したファイルには、当然ながら良質なリンクも含まれています。

否認したくないURLは必ず削除してからアップロードしてください。今回Redditで相談していた方の事故も、おそらくこの類のものです。

アップロードは「上書き」であることを忘れない

1つのプロパティに対して保持できるリストは1つだけです。新しいファイルをアップロードすると、既存のリストは置き換えられます。追記ではありません。

担当者が交代したあとに、前任者のリストを知らないまま新しいファイルを上げてしまい、以前の否認が消えていた、という話も聞きます。アップロードしたファイルは必ず手元に保管しておいてください。

反映には数週間かかる

アップロードが成功しても、Googleがそれを索引に反映するには数週間かかると公式ヘルプは説明しています。Googleがウェブを再クロールし、該当ページを再処理する必要があるためです。

否認をすべて取り消したい場合は、否認ツールのページで「否認を取り消す」を選びます。ただしこちらも、反映までに同じく数週間かかります。翌日に順位が戻る性質の作業ではありません。

中小企業が被リンクで本当にやるべきこと

中小企業が自然な被リンクを得るイメージ

ここまでの話をまとめると、否認は「使わないのが標準」の作業です。では、被リンクについて中小企業は何をすればよいのでしょうか。

年に1〜2回、リンクレポートを眺めるだけで足りる

サーチコンソールのリンクレポートを、年に1〜2回開いて眺める。これで十分です。見るのは「上位のリンク元サイト」と「上位のリンク元テキスト」の2つだけで構いません。

リンク元テキストに、自社と無関係な単語が上位に並んでいないかだけ確認します。もし不自然な単語が並んでいれば、そのときに詳しく調べればよい話です。

リンクを買わない・交換を約束しない

否認が必要になる状況の多くは、自分でリンクを買ったことが原因です。「被リンク100本で月◯万円」といった提案は、Googleのスパムポリシーに触れる可能性があります。

相互リンクの約束も同様です。取引先との自然な紹介リンクは問題ありませんが、順位を上げる目的でリンクを交換する取り決めは、リンクプログラムとみなされる余地があります。

言及されるための材料をサイトに置く

被リンクは「集めるもの」ではなく「結果として付くもの」です。付きやすくする方法はあります。自社にしか書けない一次情報を置くことです。

施工事例の写真と数値、自社で取ったアンケート、業界の慣習を説明した解説記事。こうした素材は、同業者や地域メディアが記事を書くときに引用されやすくなります。AI検索に引用される条件とも重なります。

意図的な攻撃を受けたと感じたら記録を残す

競合による嫌がらせで大量のスパムリンクを張られる、いわゆるネガティブSEOを心配される方もいます。Googleは第三者の行為がサイトに悪影響を与えないよう努めていると説明しています。

ただし、実際に手動による対策が出た場合に備えて、リンクが急増した時期や件数のスクリーンショットを残しておくと、後の判断材料になります。悪質な事案では法的な対応が必要になることもあり、その場合は弁護士など専門家にご相談ください。

AI検索の時代に、被リンクの扱いはどう変わったか

AI検索に引用される仕組みのイメージ

もうひとつ、2026年ならではの論点に触れておきます。AI Overviews(AIによる概要)やAIモードが検索の中心に近づくなかで、被リンクの位置づけは変わったのか、という質問をよくいただきます。

「特別なことは不要」というのがGoogleの一貫した回答

Googleは、生成AIの検索機能に向けて特別にやるべきことはない、という趣旨の説明を繰り返しています。2026年5月には生成AI検索向けの最適化ガイドも公開されましたが、そこに書かれているのは独自性のある内容を用意する、情報を整理する、ページ体験を良くするといった従来の話が中心です。

つまり、AI検索のために被リンクを買い集める、といった発想は的外れです。むしろスパム的なリンク構築は、通常の検索でもAI検索でもリスクにしかなりません。

引用されるかどうかは「言及の量」に近い

AI検索で自社が引用されるかどうかは、リンクの本数そのものより、ウェブ上でどれだけ具体的に言及されているかに近い、という見方が業界では広がっています。社名、サービス名、所在地、実績が、複数の場所で一貫して書かれている状態です。

この「言及」は、リンクが張られていなくても成立します。地域のニュースサイトに社名が出た、業界の記事で事例として紹介された。そうした積み重ねが、結果としてリンクにもなり、AIの回答の裏づけにもなります。

自社サイトの情報が古いままだと、そもそも土台が崩れる

意外と見落とされがちですが、被リンクや言及を集めても、リンク先である自社サイトの情報が古ければ意味が薄れます。営業時間、料金、サービス内容、代表者名。この4つが最新かどうかを、まず確認してください。

Googleビジネスプロフィール、自社サイト、SNSのプロフィール。この3か所で書かれている情報が食い違っていると、検索エンジンもAIも、どれを正としてよいか判断できなくなります。

否認に使う時間を、1本の記事に回すほうが早い

被リンクの棚卸しと否認ファイルの作成は、真面目にやると数日かかります。しかも条件を満たしていなければ、効果がないどころか害になりうる作業です。

同じ数日を、自社にしか書けない事例記事1本に使ったほうが、検索でもAI検索でも成果につながりやすいというのが筆者の実感です。守りの作業に時間を使いすぎないことも、中小企業のSEOでは重要な判断です。

よくある質問(FAQ)

被リンク否認のよくある質問のイメージ

被リンクチェックツールで「危険」と出ました。否認すべきですか

それだけでは否認の条件を満たしません。Google公式ヘルプが示す条件は、スパム的なリンクが相当数あること「かつ」手動による対策を招いた、または招きそうであることの2つです。

まずサーチコンソールの「手動による対策」を開いて、「検出された問題はありません」と表示されているか確認してください。表示されていれば、慌てて否認する必要はありません。

否認ツールはいずれ廃止されるのでしょうか

Google側から廃止の可能性に触れる発言は過去に出ていますが、2026年9月時点で廃止は発表されておらず、ツールは利用できます。Bingは自社の否認ツールをすでに終了しています。

今後どうなるかを確約することはできませんが、少なくとも「廃止されるから今のうちに使っておく」という考え方は不要です。使うべき条件を満たしていないなら、そのままで構いません。

誤って良質なリンクを否認しました。取り消せますか

取り消せます。否認ツールのページで「否認を取り消す」を選ぶか、正しい内容のファイルを作り直してアップロードし直してください。アップロードは上書きなので、新しいファイルの内容が現在のリストになります。

ただし反映には数週間かかります。また、否認を取り消せば必ず順位が元に戻ると約束することはできません。順位は多くの要素で決まるためです。

否認ツールのページが開けません。なぜですか

サーチコンソールに「ドメインプロパティ」しか登録していない可能性があります。否認ツールはドメインプロパティに対応していません。

「https://example.com/」のような形式のURLプレフィックスプロパティを追加で登録すると、そのプロパティを対象に選べるようになります。またプロパティの「オーナー」権限が必要です。

否認したリンクはリンクレポートから消えますか

消えません。公式ヘルプにも、否認したリンクはリンクレポートに表示され続けると明記されています。レポートは「Googleが認識しているリンク」の一覧であり、評価の扱いとは別だからです。

そのため、レポートを見ただけでは否認済みかどうかを判別できません。アップロードしたファイルを手元に保管しておく理由のひとつです。

否認すると順位はどのくらいで上がりますか

期間を確約することはできません。公式ヘルプは、アップロードした内容が索引に反映されるまでに数週間かかると説明しています。そこから順位に表れるまでは、さらに時間がかかります。

そもそも否認は「上げる」ための作業ではなく、手動による対策の解除を目指すための作業です。順位を上げる目的で使う道具ではない、と整理しておくのが安全です。

まとめ|否認より先に、確認する順番を決めておく

確認手順のチェックリストのイメージ

2026年9月2日に報じられたところによると、Googleのジョン・ミュラー氏は否認ツールについて「効果がある」「ただし使いどころと時期がある」という趣旨の発言をしました。同時に、数本のリンクを否認したくらいでサイトが検索から消えることはない、とも述べています。

この発言は、否認を推奨したものではありません。Google公式ヘルプは今も、否認は上級者向けの機能であり、大半のサイトには必要ないと明記しています。使うべき条件は、スパム的なリンクが相当数あること「かつ」手動による対策が絡んでいることの2つです。

順位が落ちたときに見るべき順番も示されました。アルゴリズムの更新時期と重なっていないか、サイト全体を止めるような技術的トラブルが起きていないか、手動による対策やセキュリティの問題が出ていないか。被リンクの否認は、この3つを確認したあとの選択肢です。

被リンクチェックツールの「危険度」表示は、各ツールの推定値でありGoogleの指標ではありません。数値に驚いて否認に走ると、正当なリンクまで失う事故につながります。効果がある道具だからこそ、誤爆の代償も大きいということです。

今日できることを1つ挙げるなら、サーチコンソールを開いて「手動による対策」の画面を見ることです。「検出された問題はありません」と出ていれば、被リンクの心配はいったん脇に置いて、コンテンツの改善に時間を使うほうが成果につながります。

被リンク・SEOのご相談はアクセス・リンクへ

株式会社アクセス・リンクは、栃木県下野市を拠点に、SEOコンサルティング、ホームページ制作、サジェスト対策を行っています。代表の三田健司は全日本SEO協会の認定SEOコンサルタントで、Web制作歴は10年以上、延べ1,000件以上のサイトに携わってきました。

「順位が落ちた原因がわからない」「被リンクを否認すべきか判断できない」といったご相談も承っています。手当たり次第に手を打つのではなく、サーチコンソールのデータをもとに原因を切り分けたうえで、優先順位をつけてご提案します。

現状の診断だけでも構いません。ご相談はお問い合わせフォームよりお気軽にお寄せください。

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