ホームページ制作

ホームページを自分で作る方法|手順・費用・AI時代の注意点

記事執筆者:認定SEOコンサルタント 三田健司

「制作会社に頼むほどの予算はないので、ホームページを自分で作りたい」「無料のツールで作ってみたけれど、検索に出てこない」。中小企業や個人事業主の方から、こうしたご相談をいただくことがよくあります。

自分でホームページを作ること自体は、以前よりずっと簡単になりました。作成サービスやWordPressの機能が進化し、2026年には生成AIで文章やデザインの下書きを作ることも当たり前になっています。

一方で、Googleの検索はこの1年で大きく変わりました。AIモードの日本語提供、生成AI向けの公式ガイドの公開、AIによるページ量産への注意喚起など、「作り方」だけでなく「作ったあとに見つけてもらう方法」の前提が変わっています。

この記事では、ホームページを自分で作る3つの方法、具体的な手順、AIを使うときの注意点、公開前に確認すべき法律とセキュリティ、公開後の集客、そして自作と依頼の判断基準までを、Googleの公式情報にもとづいて解説します。筆者は全日本SEO協会認定SEOコンサルタントとして、Web制作とSEOに10年以上携わり、延べ1,000件以上のご相談に対応してきました。

目次

ホームページを自分で作る前に知っておきたいこと

ノートパソコンとスマートフォン、虫眼鏡で表したホームページの基礎知識のイラスト

作り始める前に、ホームページの基本的な仕組みと、この1年で変わった検索の前提を押さえておきましょう。ここを理解しておくと、ツール選びや作業の優先順位で迷いにくくなります。

ホームページを公開するのに必要な3つの要素

ホームページを公開するには、「ドメイン」「サーバー」「ページのデータ」の3つが必要です。ドメインはインターネット上の住所にあたる「example.co.jp」のような文字列で、サーバーはページのデータを置いておく場所です。

ホームページ作成サービスを使う場合、サーバーはサービス側が用意してくれるため、利用者が意識することはほとんどありません。WordPressを使う場合は、レンタルサーバーとドメインを自分で契約して組み合わせるのが一般的です。

会社のホームページなら、無料サービスのサブドメインではなく、独自ドメインで公開することをおすすめします。独自ドメインはサービスを乗り換えても同じアドレスを使い続けられるため、名刺や看板に載せたURLが無駄になりません。

ドメインとサーバーには、それぞれ年単位の更新があります。更新の手続きを忘れるとホームページが表示されなくなるため、自動更新の設定や、契約しているメールアドレスの管理にも気を配りましょう。

自作と制作会社への依頼の違い

自作の最大の利点は、費用を抑えられることと、思い立ったときに自分で更新できることです。反対に、デザインの完成度、検索で見つけてもらうための設計、セキュリティ対策などは、すべて自分で判断する必要があります。

制作会社に依頼すると費用はかかりますが、目的の整理から構成、写真や文章の準備の進め方まで、専門家と一緒に考えられます。どちらが正解ということではなく、目的と使える時間、予算で選ぶものだと考えてください。

筆者がご相談を受ける中でも、「まずは自分で作ってみて、手が回らなくなった部分だけ相談したい」という方は少なくありません。自作から始めることは、決して遠回りではありません。

この1年で変わったこと|検索はAIと一緒に使われる時代へ

Googleは2025年9月9日、検索の「AIモード」を日本語で提供開始しました。AIモードは、質問に対してAIが複数の情報をまとめて答える検索体験で、Googleの日本向け公式ブログでは、初期の利用者の質問は通常の検索より2〜3倍長いと紹介されています。

さらに2026年5月15日、GoogleはSearch Centralに生成AI検索向けの最適化ガイドを公開しました。このガイドでは、生成AI検索向けの最適化は検索エクスペリエンス向けの最適化であり、「SEO であることに変わりはありません」と明記されています。

つまり、AI時代だからといって特別な裏技は必要なく、訪問者にとって役に立つページを作るという基本がそのまま評価の土台になります。自分でホームページを作る方にとっては、むしろ安心できる知らせだといえます。

自作にかかる時間の目安

自作にかかる時間は、方法やページ数、文章と写真の準備状況によって大きく変わります。テンプレートを使った数ページのホームページでも、文章を考え、写真を撮り、確認するまでには、まとまった時間が必要です。

実際には、ツールの操作より、載せる内容を考える時間のほうが長くかかることがほとんどです。作業を始める前に、会社概要やサービス内容の文章、使いたい写真を先にそろえておくと、作業がぐっと進めやすくなります。

スマートフォンで見られることが前提

Googleは2024年7月5日以降、インデックス登録のためのクロールをスマートフォン用のクローラー(ページを読み取るプログラム)だけで行う運用に切り替えています。公式ブログでは、モバイル端末からまったく見られないサイトはインデックスされなくなると説明されています。

今のホームページ作成サービスやWordPressのテーマは、ほとんどがスマートフォン表示に対応しています。それでも、公開前には必ず自分のスマートフォンで全ページを開いて、文字の大きさやボタンの押しやすさを確かめましょう。

自分で作る3つの方法|作成サービス・WordPress・HTML

3つの階段がひとつの台へ続く、ホームページを作る3つの方法のイラスト

自分でホームページを作る方法は、大きく分けて3つあります。それぞれの特徴と、どんな人に向いているかを整理します。

方法1:ホームページ作成サービスを使う

ホームページ作成サービスは、用意されたテンプレート(ひな型)を選び、文章や写真を入れ替えるだけでページを作れるサービスです。サーバーの契約や専門知識が不要で、早ければ数日で公開まで進められます。

多くのサービスに無料プランがありますが、独自ドメインの利用や広告の非表示は有料プランになっていることが一般的です。料金や機能は変わることがあるため、契約前に各サービスの公式ページで最新の内容を確認してください。

この方法は、ページ数が少ない店舗や事務所のホームページを、手早く立ち上げたい方に向いています。一方で、サービスが提供する機能の範囲でしか作れない点は理解しておきましょう。

方法2:WordPressで作る

WordPressは、世界中で使われている無料のホームページ作成ソフトです。レンタルサーバーにインストールして使い、テーマ(デザインのひな型)とプラグイン(機能を追加する部品)を組み合わせて、自由度の高いサイトを作れます。

2026年5月20日に公開されたWordPress 7.0では、AIと連携するための仕組みが本体に組み込まれ、管理画面も新しくなりました。続く8月19日公開の7.1では、画面サイズごとの見た目の調整や画像の切り抜き・回転などを、追加のコードなしで行えるようになっています。

ブログやお知らせを継続的に更新し、検索からの集客を本格的に狙いたい場合は、WordPressが有力な選択肢です。ただし、本体やプラグインの更新、バックアップなどの管理は自分で行う必要があります。

なお、WordPressのAI連携の機能は、AIサービスと接続するための土台が用意されたという段階です。実際に何ができるかは、使うプラグインや接続するサービスによって変わる点に注意しましょう。

方法3:HTMLとCSSで一から作る

HTMLはページの文章や見出しの構造を、CSSは色や配置などの見た目を指定する言語です。これらを直接書けば、テンプレートに縛られない完全オリジナルのページを作れます。

ただし、習得には時間がかかり、お問い合わせフォームなどの機能を作るにはプログラムの知識も必要です。仕事の合間に会社のホームページを作るという目的であれば、作成サービスかWordPressを選ぶほうが現実的です。

一方で、HTMLの基本を知っておくと、作成サービスやWordPressで細かな調整をしたいときや、表示の崩れの原因を探すときに役立ちます。学ぶ価値がないわけではありません。

作成サービスからWordPressへ移るときの注意

最初は作成サービスで始めて、事業の成長に合わせてWordPressへ移るという進め方もよくあります。その際に注意したいのが、ページのアドレス(URL)が変わることです。

URLが変わると、それまでに検索エンジンから受けていた評価が引き継がれにくくなります。移行するときは、古いURLから新しいURLへ自動で転送する「301リダイレクト」を設定できるか、移行前に確認しておきましょう。

あわせて、画像の差し替えや内部リンクの張り直しも必要になるため、移行には余裕を持ったスケジュールを組みましょう。ページ数が多い場合は、移行の作業だけを専門家に依頼するのも一つの方法です。

どの方法を選ぶかの目安

目安としては、「早く・手間なく」なら作成サービス、「更新して集客したい」ならWordPress、「学びながら細部までこだわりたい」ならHTMLとCSS、と考えると選びやすくなります。

迷った場合は、半年後・1年後にどんな更新をしたいかを想像してみてください。お知らせを月に1回更新する程度なら作成サービスで十分なことが多く、毎週ブログを書くならWordPressの使いやすさが生きてきます。

どの方法を選んでも、文章や写真といった中身は自社で用意する必要があります。方法選びに時間をかけすぎず、載せる内容づくりに早く取りかかることが、完成への近道です。

ツールを選ぶときの比較ポイント

天秤に2台のノートパソコンを載せて比べる、作成ツール選びのイラスト

作成サービスやテーマは数多くあり、どれを選べばよいか迷う方が多いと思います。ここでは、特定のサービスを推薦するのではなく、比較するときに見るべきポイントを紹介します。

独自ドメインが使えるか

会社のホームページでは、独自ドメインが使えるかどうかが最初の確認ポイントです。無料プランでは使えず、有料プランで利用できる形のサービスが多く見られます。

また、ドメインを自分名義で取得できるか、サービスを解約したあともドメインを持ち出せるかも確認しておきましょう。ドメインはホームページの住所なので、自社で管理できる状態にしておくことが大切です。

ドメインの管理画面に入るためのIDやパスワードは、担当者個人ではなく会社として保管しておきましょう。担当者の退職をきっかけに、誰もドメインを管理できなくなる事例は珍しくありません。

無料プランで始めるときの制約

無料プランは気軽に始められる反面、サービスの広告が表示される、使える容量や機能が限られる、独自ドメインが使えないなどの制約があることが一般的です。会社の顔となるホームページとしては、物足りなさを感じる場面も出てきます。

まずは無料プランで操作感を試し、公開する段階で有料プランに切り替えるという使い方がおすすめです。有料プランの料金は、1年分の合計で比べると判断しやすくなります。

スマートフォン表示と表示速度

テンプレートがスマートフォン表示に対応しているかは、今や必須の確認項目です。デモページをスマートフォンで開き、メニューの開き方や文字の読みやすさを実際に確かめましょう。

画像を多く使うデザインは見栄えがよい反面、表示が遅くなりがちです。表示が遅いと訪問者が途中で離れてしまう原因になるため、写真の枚数やサイズにも気を配りましょう。

SEOの基本設定ができるか

ページごとのタイトルや説明文(メタディスクリプション)、画像の代替テキスト(alt)、URLの設定などを、自分で編集できるかを確認します。これらは検索結果での見え方に関わる基本的な項目です。

Googleの生成AI向けガイドでは、AI検索のために特別なファイルやマークアップを作る必要はないとされています。ツール選びでは「AI対策機能」の有無より、基本的なSEOの設定がきちんとできるかを重視しましょう。

また、Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールを設置できるか、Search Consoleの所有権の確認ができるかも見ておきましょう。公開後の改善には、数字を見られる環境が欠かせません。

サポートと乗り換えのしやすさ

困ったときに日本語で問い合わせができるか、マニュアルが充実しているかも、自作する方には大切なポイントです。電話・メール・チャットなど、サポートの窓口と対応時間を確認しておきましょう。

将来、事業が大きくなってWordPressや制作会社に乗り換える可能性もあります。作ったページの文章や画像を書き出せるかどうかも、選ぶ段階で確認しておくと後で困りません。

利用者が多いサービスやWordPressは、困ったときに検索すれば解決方法が見つかりやすいという利点もあります。公式サポートだけでなく、情報の多さも選ぶ基準の一つになります。

「Google公認」をうたう宣伝には注意

Googleは2026年6月5日、第三者のSEOツールやサービスの利用に関するガイダンスを公開しました。そこでは、Googleは第三者のサービスを評価しておらず、ツールやサービスを使っても順位での成功は保証されないと明記されています。

「Googleが認めたツール」「これを使えば上位表示」といった宣伝文句をうのみにしないことが大切です。検索での状況を確認するには、Googleが無料で提供しているSearch Consoleの利用が公式に勧められています。

自分で作る手順|目的の整理から公開まで9ステップ

階段を上って公開を目指す、ホームページ作成の手順のイラスト

ここからは、実際にホームページを自分で作る手順を9つのステップで紹介します。作成サービスでもWordPressでも、考え方の流れは共通です。

ステップ1:目的と読んでほしい人を決める

最初に、ホームページで何を達成したいのかを1つ決めます。「電話での問い合わせを増やしたい」「求人の応募を集めたい」「来店前に店の雰囲気を知ってもらいたい」など、目的によって載せるべき情報が変わるからです。

合わせて、誰に読んでほしいのかも具体的に考えます。地域の個人のお客様なのか、取引先の担当者なのかで、言葉づかいや写真の選び方が変わります。

目的と読者が決まると、トップページの最初に何を載せるべきかが自然に決まります。逆にここがあいまいなまま作り始めると、情報を詰め込みすぎて、結局何の会社なのか伝わらないページになりがちです。

ステップ2:ドメイン名を決めて取得する

ドメイン名は、社名や店名をローマ字にしたものなど、覚えやすく入力しやすいものを選びます。会社であれば、日本国内で登記している会社が1社につき1つだけ登録できる「.co.jp」を選ぶと、信頼感を伝えやすくなります。

一度決めたドメインは長く使い続けることになります。後から変更すると、検索での評価や名刺の印刷物に影響するため、最初に慎重に決めましょう。

ハイフンを多用したものや、つづりを間違えやすいものは避けると、電話口で伝えるときにも困りません。取得前に、同じような名前のドメインが他社に使われていないかも確認しておきましょう。

ステップ3:ページの構成(サイトマップ)を作る

次に、どんなページを用意するかを書き出します。中小企業のホームページなら、トップ、事業内容(サービス紹介)、会社概要、お問い合わせ、プライバシーポリシーが基本の組み合わせです。

実績紹介、よくある質問、ブログ(お知らせ)などは、目的に応じて追加します。最初から全部をそろえる必要はなく、まずは基本のページを公開し、あとから増やしていく進め方で問題ありません。

ページ同士のつながりも考えておきましょう。サービス紹介のページから、関連する実績やお問い合わせへすぐ移動できるようにしておくと、訪問者が迷わずに済みます。

ステップ4:テンプレートやテーマを選ぶ

構成が決まったら、作成サービスのテンプレートやWordPressのテーマを選びます。デザインの好みだけでなく、ステップ3で決めたページが無理なく作れるかを基準に選ぶのがコツです。

同業種の向けのテンプレートを選ぶと、必要な項目があらかじめ配置されていて作業が楽になります。ただし、写真や文章をテンプレートのまま使うと、他社と見分けがつかないページになるので注意しましょう。

ステップ5:基本のページを作る

会社概要のページには、社名、所在地、電話番号、代表者名、設立年、事業内容など、確かめられる事実を正確に載せます。Googleビジネスプロフィールなど、ほかの場所に載せている情報と表記をそろえることも大切です。

お問い合わせページは、フォームと電話番号の両方を用意しておくと、連絡の手段を選びやすくなります。フォームを設置したら、必ず自分でテスト送信して、メールが届くことを確認しましょう。

トップページには、何の会社で、誰のどんな困りごとを解決できるのかを、最初に目に入る位置で伝えましょう。デザインの工夫より、この一文の分かりやすさが問い合わせを左右します。

ステップ6:文章と写真を用意する

ホームページの価値を決めるのは、デザインよりも中身です。サービスの内容、料金の考え方、対応できる地域、依頼の流れなど、お客様が問い合わせの前に知りたいことを、自社の言葉で具体的に書きましょう。

自社でしか撮れない写真や、実際の対応経験から書いた文章は、ほかのサイトにはない価値になります。素材サイトの写真だけでなく、店内やスタッフ、作業の様子など、実際の写真を使うことをおすすめします。

写真は、明るい場所で横向きに撮っておくと、ホームページのさまざまな場所で使いやすくなります。ファイルサイズが大きすぎる場合は、表示速度のために縮小してから掲載しましょう。

ステップ7:SEOの基本設定をする

ページごとに、内容を表すタイトルと説明文を設定します。タイトルには、そのページで伝えたいことと、お客様が検索しそうな言葉を自然に入れましょう。

見出しは、大見出しから小見出しへと順番に使い、文章の構造が分かるようにします。画像には、その画像が何を表しているかを短く説明する代替テキストを入れておきます。

ページのURLは、内容が分かる短い英単語にしておくと管理しやすくなります。日本語のURLも使えますが、共有したときに長い記号の列に変換されて見づらくなることがあります。

ステップ8:スマートフォン表示と動作を確認する

公開前に、パソコンとスマートフォンの両方で全ページを確認します。特に、電話番号をタップして発信できるか、フォームが入力しやすいか、メニューがきちんと開くかを確かめましょう。

家族や社員など、ホームページを作っていない人に見てもらうのも効果的です。作った本人は内容を知っているため、分かりにくい点に気づきにくいからです。

リンク切れがないか、誤字脱字がないかも、このタイミングでまとめて確認します。特に電話番号やメールアドレスの誤りは問い合わせの機会を失う原因になるため、実際に発信・送信して確かめましょう。

ステップ9:公開してSearch Consoleに登録する

確認が終わったら公開します。公開後は、Googleが無料で提供している「Search Console」にサイトを登録し、サイトマップを送信しておくと、検索での状況を確認できるようになります。

Search Consoleでは、どんな言葉で検索されて表示されたか、ページに問題がないかなどが分かります。公開して終わりではなく、ここからが改善のスタートだと考えましょう。

公開した直後は、検索結果にすぐ表示されないことも多いため、焦る必要はありません。まずは社名で検索して表示されるかを確認し、数週間単位で様子を見ていきましょう。

業種別|ホームページに載せたい情報のポイント

飲食店やクリニック、店舗、事務所が並ぶ、業種別のホームページのイラスト

同じ「自作のホームページ」でも、業種によってお客様が知りたい情報は大きく異なります。ここでは代表的な業種ごとに、載せておきたい情報のポイントを紹介します。

飲食店:メニューと写真、営業日を最新に

飲食店のホームページでは、メニューと価格、料理や店内の写真、営業日と営業時間、予約の方法が特に見られます。臨時休業や季節メニューなど、変化しやすい情報ほど最新に保つことが大切です。

営業時間などの基本情報は、Googleビジネスプロフィールとホームページで食い違わないようにそろえましょう。どちらかだけを更新して、もう一方が古いままになっているケースはよく見かけます。

美容室・サロン:スタッフと料金の分かりやすさ

美容室やサロンでは、施術のメニューと料金、スタッフの紹介、仕上がりの写真が来店の決め手になります。料金は「〜円から」だけでなく、追加料金がかかる条件も書いておくと、来店後の行き違いを防げます。

施術例の写真を載せる場合は、お客様に掲載の許可を得ておきましょう。予約サービスを使っている場合は、予約ページへのリンクを分かりやすい位置に置くことも大切です。

士業・コンサルタント:専門分野と相談の流れ

税理士や行政書士などの士業、コンサルタントのホームページでは、得意とする分野、相談から依頼までの流れ、料金の目安が重要です。初めて相談する人の不安を減らすため、初回相談の方法や所要時間も書いておきましょう。

資格や登録番号、所属団体など、確かめられる情報を正確に載せることは信頼につながります。業務に関わる広告の規程がある場合は、各団体のルールも確認してください。

医療機関・クリニック:広告のルールに注意

医療機関のホームページは、医療法にもとづく医療広告ガイドラインの対象となります。治療の効果を保証するような表現や、ほかの医療機関と比べて優れていると示す表現などには制限があります。

自作する場合でも、掲載前に厚生労働省のガイドラインを確認し、判断に迷う表現は専門家に相談するようにしましょう。診療時間や休診日、アクセス方法など、患者さんが最初に知りたい情報は分かりやすい位置に置くことが基本です。

製造業・建設業:実績と対応範囲を具体的に

製造業や建設業などBtoBの事業では、対応できる加工や工事の種類、設備、対応エリア、これまでの実績が問い合わせの判断材料になります。取引先の担当者が社内で説明しやすいよう、数字や写真を交えて具体的に書きましょう。

取引先の名前や写真を実績として載せる場合は、事前に許可を得ることを忘れないでください。図面や仕様書のダウンロード、見積り依頼のフォームなど、担当者が欲しい機能を用意すると問い合わせにつながりやすくなります。

AIを使って作るときの注意点|Google公式の考え方

ロボットアームの手伝いを受けながら虫眼鏡でページを確認する、AI活用の注意点のイラスト

2026年の今、ホームページの文章や画像、デザインの下書きをAIで作ることは珍しくありません。便利な一方で、Googleが示している考え方を知らずに使うと、かえって評価を下げるおそれがあります。

AIで文章を作ること自体は禁止されていない

Googleは、生成AIをコンテンツ作りに使うこと自体を禁止していません。公式ドキュメントでは、生成AIは調べものや、オリジナルのコンテンツに構成を与える用途で特に役立つと説明されています。

生成AI向けの最適化ガイドでも、AIツールを使ってコンテンツを作る場合は、検索の基本方針(Search Essentials)とスパムに関するポリシーを満たすよう求めています。大切なのは、AIを使ったかどうかではなく、出来上がったページが訪問者の役に立つかどうかです。

AIでページを量産するとスパムと判断されるおそれ

Googleのスパムポリシーには、検索順位を操作する目的で大量のページを作る「大量生成されたコンテンツの不正使用」という項目があります。その最初の例として、ユーザーにとっての価値を加えずに、生成AIなどで多くのページを作ることが挙げられています。

例えば、地域名だけを入れ替えた「◯◯市のホームページ制作」のようなページをAIで何十ページも作る方法は、このポリシーに触れるおそれがあります。ページ数を増やすことより、1ページずつ中身を充実させることを優先しましょう。

公開前の事実確認は人が行う

Googleの生成AIコンテンツに関するガイダンスは、2026年10月1日にも更新されています。そこでは、AIが作ったコンテンツは、公開前に正確さと信頼性を人の手で確認することが重要だとされ、タイトルや説明文、画像の代替テキストも対象に含まれています。

AIは、もっともらしい文章で事実と異なる内容を書くことがあります。料金、営業時間、資格、法律に関わる記述などは、必ず自分で確認してから公開しましょう。

特に注意したいのが、AIが作った「お客様の声」や「実績の数字」です。実在しない声や数字を載せることは、訪問者の信頼を損なうだけでなく、表示に関する法律の問題にもつながりかねません。

AIで作った画像を使うときの注意

画像生成AIを使えば、ホームページに載せるイラストや背景画像を手軽に作れます。ただし、既存の作品やキャラクターに似た画像を作ったり、他社のロゴのようなものが入ったりすると、権利の問題になるおそれがあります。

文化庁は、文化審議会の小委員会が取りまとめた「AIと著作権に関する考え方について」を公表しており、AIで作った画像でも既存の著作物との類似性などによっては侵害になり得るとしています。使ってよいか迷う場合は、利用するサービスの規約を確認し、専門家に相談しましょう。

llms.txtや「AI専用の対策」は必要ない

最近は「AI検索に表示させるためにllms.txtというファイルを置くべき」という話を見かけることがあります。Googleの生成AI向けガイドでは、Google検索に表示されるために新しい機械可読ファイルやAI用のテキストファイル、特別なマークアップを作る必要はなく、Google検索ではllms.txtは使われていないと説明されています。

同じガイドには、コンテンツを細かく区切る「チャンク化」も不要で、理想のページの長さもないと書かれています。自作のホームページでも、見出しで内容を整理し、読みやすく書くという基本に集中すれば十分です。

AI作成ツールの「おまかせ」には限界がある

質問に答えるだけでサイトの下書きを作ってくれるAI作成ツールも増えています。たたき台を作るには便利ですが、出来上がった文章はどの会社にも当てはまる一般的な内容になりがちです。

自社の強み、実際の事例、地域の事情などは、AIが知らない情報です。AIの下書きをもとに、自分の経験や具体的な数字を書き足していくことで、ほかのサイトとの違いが生まれます。

AIの得意な作業と、人が担うべき作業を分けて考えるとうまくいきます。構成の案出しや言い回しの調整はAIに任せ、何を伝えるか、何が事実かの判断は自分で行うという分担です。

公開前に確認したい法律とセキュリティ

盾と鍵のついたノートパソコンとチェック表を持つ人で表した、法律とセキュリティの確認のイラスト

自分でホームページを作るときに見落とされやすいのが、法律とセキュリティの確認です。制作会社が通常チェックしてくれる部分を、自作では自分で確かめる必要があります。

ここで紹介するのは一般的な確認項目であり、個別の判断は弁護士など専門家にご相談ください。

プライバシーポリシーを用意する

お問い合わせフォームでお名前やメールアドレスを受け取る場合、その個人情報をどんな目的で使い、どう管理するかを示すプライバシーポリシーを用意しておくことが基本です。アクセス解析ツールを使う場合は、その旨もあわせて記載しておくと親切です。

個人情報保護法は2026年に改正法が成立し、7月17日に公布されました。施行は公布から2年以内の政令で定める日とされ、細かなルールは個人情報保護委員会で検討が続いているため、今後の公表内容にも注意しておきましょう。

プライバシーポリシーは、ほかの会社の文面をそのまま写すのではなく、自社が実際に集めている情報と使い方に合わせて書くことが大切です。ひな型を参考にする場合も、内容が自社の実態と合っているかを確認しましょう。

ネットで販売するなら特定商取引法の表示

ホームページから商品やサービスを申し込める通信販売を行う場合は、特定商取引法にもとづいて、事業者名、所在地、電話番号、価格、支払い方法、返品の条件などを表示する必要があります。表示すべき項目は消費者庁の案内で確認できます。

問い合わせを受けるだけのホームページと、その場で申し込みや決済ができるホームページとでは、求められる表示が変わります。自社がどちらに当たるのか分からない場合は、専門家に確認すると安心です。

広告表示とステルスマーケティング規制

2023年10月1日から、広告であることを隠して宣伝する「ステルスマーケティング」が景品表示法の違反となりました。消費者庁の説明では、規制の対象は広告を出す事業者(広告主)とされています。

例えば、謝礼を渡して書いてもらった感想を、普通のお客様の声のように掲載するのは注意が必要です。お客様の声を載せる場合は、実際の声であること、謝礼の有無などを分かるようにしておきましょう。

外部のサイトに依頼して書いてもらった紹介記事やクチコミも、内容に自社が関与していれば対象になり得ます。判断に迷う場合は、消費者庁の公表資料を確認し、専門家に相談しましょう。

Cookieと外部送信のルール

2023年6月16日に施行された改正電気通信事業法には、利用者の情報を外部に送信する場合の「外部送信規律」があります。総務省の説明では、自社の商品の紹介や企業のホームページを運営するだけの場合は、電気通信事業に当たらず対象外の例とされています。

ただし、会員サービスや情報の掲示板を運営するなど、事業の内容によっては対象になる場合があります。また、GoogleはChromeでのサードパーティCookieについて、2025年4月に新たな選択画面は出さず現行の方式を続けると発表しており、Cookieをめぐる前提も変わりつつあります。

セキュリティ対策と常時SSL

ホームページは、アドレスが「https」で始まる常時SSL(通信の暗号化)に対応させておきましょう。多くの作成サービスやレンタルサーバーでは、無料で設定できるようになっています。

WordPressの場合は、本体・テーマ・プラグインを最新の状態に保つことが最も重要な対策です。使っていないプラグインは削除し、管理画面のパスワードは長く推測されにくいものにしましょう。

2026年にもWordPressの重大な脆弱性やプラグインの問題が報告されており、更新を後回しにしないことが大切です。更新の通知が届いたら、内容を確認したうえで早めに適用する習慣をつけましょう。

作成サービスの場合も、管理画面にログインするアカウントの管理は自分の責任です。二段階認証が使える場合は有効にし、退職した社員のアカウントは速やかに削除しましょう。

定期的にバックアップを取る

自作のホームページで意外と多いのが、更新の失敗や操作ミスでページが表示されなくなるトラブルです。こうしたときに元に戻せるよう、定期的にバックアップを取っておきましょう。

多くのレンタルサーバーには自動バックアップの機能がありますが、保存される期間や復元の方法はサーバーによって異なります。WordPressの場合は、大きな更新の前に手動でバックアップを取る習慣をつけておくと安心です。

公開後の集客|SEO・MEO・AI検索の基本

地図のピンと虫眼鏡のそばを人がホームページへ向かって歩く、公開後の集客のイラスト

ホームページは、公開しただけではなかなか見つけてもらえません。ここでは、自作のホームページでも取り組める集客の基本を紹介します。

お客様が検索する言葉でページを作る

検索から訪問してもらうには、お客様が実際に使う言葉を意識してページを作ることが出発点です。「業種名+地域名」「困りごと+解決方法」など、問い合わせにつながる言葉を考え、その言葉に答えるページを用意します。

AIモードの登場で、検索の言葉は長く具体的な質問の形になる傾向があります。「よくある質問」のページで、お客様から実際に受けた質問に丁寧に答えておくと、こうした検索にも対応しやすくなります。

検索される言葉を考えるときは、自社の業界用語ではなく、お客様が普段使う言葉を選ぶことが大切です。実際に電話やメールで受けた問い合わせの言い回しは、そのまま良いヒントになります。

Googleビジネスプロフィールと連携する

店舗や事務所を構える事業者なら、Googleビジネスプロフィールへの登録も欠かせません。Googleマップや地域の検索結果に、営業時間や写真、クチコミとともに表示されるようになります。

ビジネスプロフィールにホームページのアドレスを登録し、店名・住所・電話番号の表記をホームページとそろえておきましょう。地図から興味を持った人がホームページを見て、問い合わせにつながる流れができます。

ビジネスプロフィールの投稿機能で、ホームページの新しい記事やお知らせを紹介するのも効果的です。地図から見つけてくれた人に、最新の情報を届けるきっかけになります。

更新を続けて情報を新しく保つ

営業時間の変更、新しいサービス、季節のお知らせなど、情報を新しく保つことは、訪問者の信頼につながります。古い情報が残っていると、それだけで「この会社は今も営業しているのだろうか」と不安を与えてしまいます。

ブログを書く場合は、無理に毎日更新するより、お客様の役に立つ記事を月に数本でも継続することが大切です。実際に受けた相談や、作業の様子を紹介する記事は、自社ならではの内容になります。

更新を続けるには、担当者と頻度を決めておくことが効果的です。「毎月第1月曜日にお知らせを確認する」のように予定に組み込んでおくと、忙しい時期でも後回しになりにくくなります。

Search Consoleで状況を確かめる

Search Consoleでは、どんな言葉で何回表示され、何回クリックされたかを確認できます。表示はされているのにクリックが少ないページは、タイトルや説明文を見直すと改善することがあります。

Googleの生成AI向けガイドでも、AI検索での表示状況の確認にSearch Consoleの活用が勧められています。月に1回でも数字を見る習慣をつけると、次に何を改善すべきかが見えてきます。

数字を見るときは、1日ごとの増減に一喜一憂せず、月単位の変化を追うのがコツです。季節や曜日による変動もあるため、前年同月と比べられるようになると、より正確に判断できます。

検索に表示されないときの確認ポイント

公開してしばらく経っても検索に出てこない場合は、まずSearch Consoleの「URL検査」でページの状態を確認します。ページが検索エンジンに登録されていない理由が表示されることがあります。

作成サービスやWordPressには、公開前に検索エンジンに表示させない設定があり、そのまま公開してしまうケースも見られます。WordPressなら「設定」の「表示設定」にある、検索エンジンでの表示に関する項目を確認してみましょう。

SNSや紙の販促物から誘導する

検索だけでなく、SNSや名刺、チラシ、店頭のポップなど、すでにあるお客様との接点からホームページへ誘導することも効果的です。QRコードを付けておくと、スマートフォンからすぐにアクセスしてもらえます。

特に開業直後のホームページは、検索で上位に表示されるまで時間がかかるのが普通です。検索からの集客を待つ間も、自分から届けられる経路を活用しましょう。

自作か依頼かの判断基準と費用の考え方

道の先にある事務所を目指して進む人で表した、自作か依頼かの判断のイラスト

最後に、自分で作り続けるか、どこかの段階でプロに相談するかを判断するための目安と、費用の考え方を整理します。

自作の費用の内訳

自作の場合にかかる主な費用は、ドメインの取得・更新費、サーバーまたは作成サービスの利用料、有料テーマやプラグイン、写真素材などです。いずれも年単位や月単位で継続してかかるものが多いため、1年分の合計で考えるのがおすすめです。

見落としがちなのが、自分の作業時間です。本業の時間を削って作業する場合、その時間で本来できた仕事の価値も、実質的なコストとして考えておくと判断を誤りにくくなります。

費用を比べるときは、初期費用だけでなく、3年程度使い続けた場合の合計で比べると、作成サービスとWordPress、制作会社への依頼の違いが見えやすくなります。

自作が向いているケース

開業直後で予算が限られている、まずは名刺代わりの最低限のページがあればよい、自分で更新することに抵抗がない、といった場合は自作が向いています。小さく始めて、反応を見ながら育てていく進め方ができます。

自分で作った経験は、将来制作会社に依頼するときにも役立ちます。何が必要で何が難しいかが分かっているため、依頼内容を具体的に伝えられるからです。

また、扱う商品やサービスが頻繁に変わる事業では、自分ですぐに更新できる体制そのものが強みになります。外注するたびに数日待つより、その場で直せるほうが機会を逃しません。

プロに相談したほうがよいケース

問い合わせや売上の獲得をホームページの主な役割にしたい場合、競合が多い業種で検索から集客したい場合、予約や決済などの機能が必要な場合は、専門家への相談を検討する価値があります。

また、自作したもののアクセスがほとんどない、表示が遅い、セキュリティが心配といった状態が続く場合も、相談のタイミングです。一部だけを専門家に頼むこともできます。

相談するときは、今のホームページのURL、困っていること、目標にしたい数字などをまとめておくと、具体的な提案を受けやすくなります。

自作とプロの「いいとこ取り」という選択肢

最初の構成づくりと初期設定だけを専門家に依頼し、日々の更新は自社で行うという方法もあります。WordPressで作ってもらい、ブログやお知らせは自分たちで書くというのが代表的な形です。

反対に、自作したサイトのSEOの診断や改善のアドバイスだけを受けるという使い方もあります。すべてを任せるか、すべてを自分でやるかの二択で考えず、自社に合った組み合わせを探しましょう。

この進め方なら、検索で見つけてもらうための土台は専門家が整え、日々の情報発信は自社が担うという役割分担ができます。費用を抑えながら、更新し続けられるホームページを持つことができます。

相談先を選ぶときに確認したいこと

専門家に相談する場合は、制作の実績、公開後の更新や保守への対応、費用の内訳を確認しましょう。作ったホームページのデータやドメインを、自社で管理できる形にしてもらえるかも大切なポイントです。

また、「必ず検索で1位になる」といった約束をする相手には注意が必要です。先に紹介したGoogleのガイダンスにもあるとおり、順位を保証できる人はいません。

業務の仕組み化まで見据えるなら

ホームページを作るうちに、予約の受付や顧客の管理、見積りの作成など、業務そのものをシステム化したいと感じることもあるかもしれません。その場合は、ホームページと業務アプリを分けて考えると整理しやすくなります。

電話やExcelでの管理に手間がかかっている業務があれば、アプリ化で負担を減らせる可能性があります。ホームページの相談とあわせて、業務の困りごとも一度書き出しておくと、次の一手が見えやすくなります。

よくある質問(FAQ)

相談カウンターで担当者と来訪者が話す、よくある質問のイラスト

本当に無料でホームページは作れますか?

作成サービスの無料プランを使えば、費用をかけずにホームページを公開することはできます。ただし、サービスの広告が表示されたり、独自ドメインが使えなかったりと、機能には制限があるのが一般的です。

会社のホームページとして長く使うなら、独自ドメインと有料プランを前提に、1年あたりの費用で考えることをおすすめします。

HTMLやプログラミングの知識は必要ですか?

作成サービスやWordPressを使う場合、HTMLの知識がなくてもホームページは作れます。文章や画像を入れ替えるだけで、見栄えのよいページを用意できるようになっています。

ただし、細かいデザインの調整やトラブルの原因を調べるときには、HTMLの基本を知っていると役立ちます。必要になったときに少しずつ覚えていけば十分です。

スマートフォンだけでも作れますか?

スマートフォン用のアプリを用意している作成サービスもあり、簡単なページであればスマートフォンだけで作ることもできます。

ただし、文章の量が多いページや細かいレイアウトの調整は、パソコンのほうが作業しやすいのが実情です。最終的な確認は、パソコンとスマートフォンの両方で行いましょう。

AIに全部作ってもらってもいいですか?

AIで下書きを作ること自体は問題ありませんが、そのまま公開するのはおすすめできません。Googleも、AIで作ったコンテンツは公開前に人が正確さを確認することが重要だとしています。

自社の強みや実際の事例、正確な料金や営業時間などは、必ず自分の言葉と事実で書き足しましょう。

SEO対策は自分でできますか?

タイトルや見出しの付け方、お客様の役に立つ文章を書くこと、Search Consoleでの確認など、基本的なSEO対策は自分で取り組めます。GoogleのSEOスターターガイドなど、公式の資料も無料で公開されています。

競合が多い業種で上位を目指す場合や、アクセスが伸び悩んでいる場合は、専門家の診断を受けて改善の方向性を確かめるのも一つの方法です。

作ったホームページを、あとから制作会社に直してもらえますか?

多くの場合、自作したホームページを制作会社に改善してもらうことは可能です。WordPressで作っていれば、デザインの変更や機能の追加、SEOの改善などを引き継いで行いやすくなります。

作成サービスで作った場合は、そのサービスの中で手を入れるか、WordPressなどに移すかを相談して決めることになります。

まとめ|ホームページの自作は「中身」と「公開後」が勝負

大きなノートパソコンの画面にブロックを並べてホームページを作る人のアイソメトリックイラスト

ホームページを自分で作る方法には、作成サービス、WordPress、HTMLとCSSの3つがあります。早く始めたいなら作成サービス、更新して集客したいならWordPressと、目的と使える時間で選ぶのが基本です。

この1年で、GoogleはAIモードの日本語提供や生成AI向けの公式ガイドの公開を進めましたが、評価の土台は変わらず「訪問者の役に立つページ」です。AIは下書きに活用しつつ、事実の確認と自社ならではの情報の書き足しは、人の手で行いましょう。

公開前には、プライバシーポリシーや特定商取引法の表示、常時SSLやバックアップなど、法律とセキュリティの確認も欠かせません。公開後はSearch ConsoleやGoogleビジネスプロフィールを活用して、少しずつ改善を続けていくことが大切です。

まずは今日、ホームページで達成したい目的を1つ決め、載せたいページを紙に書き出してみてください。それが、自作でもプロへの依頼でも、最初の一歩になります。

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