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Google検索の画像が古いまま|原因と更新を早める方法

記事執筆者:認定SEOコンサルタント 三田健司

「ホームページの写真を新しく撮り直したのに、Googleで自社名を検索すると、いつまでも前の古い写真が出てくるんです」。こうしたご相談を、ここ数か月で立て続けにいただいています。

ロゴを刷新した、店舗をリニューアルした、商品パッケージが変わった。そのたびにサイトの画像は入れ替えているのに、検索結果のサムネイルだけが昔のまま。お客様から「あの写真、まだ古いままですよ」と指摘されて焦る、という場面も珍しくありません。

2026年9月14日、この問題についてGoogleの検索担当者が公の場で見解を示しました。結論から言えば「画像の更新が遅れるのは、Googleの仕組み上よくあること」です。ただし、何もせずに待つしかないわけでもありません。

この記事では、なぜ画像だけ更新が遅れるのかという仕組みから、自社サイトで確認すべきポイント、WordPressでの具体的な操作手順までを整理します。読み終えたときには、「今すぐ手を打つべきこと」と「待つしかないこと」の線引きができている状態を目指します。

目次

Googleが示した見解|画像の更新が遅いのは異常ではない

Google公式の見解を示す吹き出しと資料のイメージ

まず、今回の話がどこから出てきたのかを整理します。海外のSEO専門メディアであるSearch Engine Roundtableが2026年9月14日に報じた一件です。

きっかけは「画像が2週間変わらない」という相談

発端は、アメリカの料理レシピサイトの運営者からの相談でした。記事のメイン画像を、より見栄えのする新しい写真に差し替えたにもかかわらず、Googleの検索結果には古い写真が表示され続けているというものです。

この運営者は、単に画像ファイルを入れ替えただけではありません。構造化データ(検索エンジンにページの内容を伝えるための記述)の中でも新しい画像を指定し、Googleの検証ツールでも正しく読み取られていることを確認していました。それでも2週間、表示は変わらなかったといいます。

技術的にやるべきことはやったのに変わらない。この「手詰まり感」は、中小企業のWeb担当者の方が抱える悩みとまったく同じ構図です。

Google側の回答|「想定外のことではない」

この相談に対し、Google検索の担当者であるジョン・ミューラー氏は、社内の担当チームに共有すると前置きしたうえで、次のような趣旨の説明をしています。

「一般論として、こうしたことは起こり得ます。その画像はまだページ上で目立つ位置にあり、サイト内にも存在し続けているので、引き続きサムネイルとして選ばれるのは想定外のことではありません」

なお、Search Engine Roundtableは記事の見出しで「遅いのは正常」と表現していますが、ミューラー氏自身が使ったのは「起こり得る」「想定外ではない」という言い回しです。断定の度合いが違うので、社内で共有する際は区別しておくとよいでしょう。

ここに重要な示唆があります。Googleは「新しい画像を指定したから、そちらに切り替える」という単純な動き方をしていません。ページ全体を見て、どの画像がそのページを最もよく表しているかを自動で判断しています。

今回の相談者のページでは、差し替えた古い写真が「2枚目の画像」としてページ内に残っていました。Googleから見れば、その画像はまだそこにあり、しかも目立つ位置にある。だから使い続けた、というわけです。

結局どうなったか|数日後に表示が切り替わった

相談者はその後、ページに残っていた古い画像を削除しました。すると数日のうちに、検索結果のサムネイルは新しい画像へと切り替わっています。

ここで注意したいのは、削除したから切り替わったという因果関係は誰も確認していないという点です。ミューラー氏は切り替わった後、「検索の処理過程で通常起きている再処理だと思います」と述べており、むしろ通常の巡回による更新だという見方を示しています。

つまり、「古い画像を消せば直る」という手順として受け取るのは早計です。古い画像という候補が1つ減ったこと自体は理にかなった変化ですが、それが決め手だったと証明されたわけではありません。

なお、この事例は特定のサイトで起きた1件であり、同じ操作をすれば必ず同じ日数で反映されるとお約束できるものではありません。あくまで仕組みを理解するための材料としてお読みください。

中小企業がこの一件から読み取るべきこと

この一件から持ち帰るべき点は2つあります。1つは「画像の反映は遅い、それは異常ではない」という事実を、社内やお客様に説明できる材料として押さえておくこと。もう1つは、待つ以外にも打てる手があるということです。

筆者が中小企業のサイトを拝見していても、「差し替えたつもりが差し替わっていない」状態は本当によく見かけます。次の章から、その仕組みと対処を順に見ていきます。

なぜ画像だけ更新が遅れるのか|3つの仕組み

画像の処理が本文より遅れて進むベルトコンベアのイメージ

本文を書き換えれば数日で検索結果に反映されるのに、画像だけは何週間もかかる。この差には、はっきりした理由があります。

画像のクロールは本文よりずっと遅い

Googleは、ページのHTMLを取得する処理と、そこに含まれる画像ファイルを取得する処理を別々に行っています。ミューラー氏は2022年4月のオフィスアワーで「画像の一般的なクロールとインデックス登録は、通常のWebページよりもかなり遅い」と説明しており、この認識は今回の見解とも一貫しています。

理由はシンプルで、画像はファイルサイズが大きく、サイト1つあたりの枚数も多いためです。Googleの側から見れば、限られた巡回の余力をどう配分するかという問題になります。テキストに比べて優先度が下がるのは、ある意味で当然の設計と言えます。

この「巡回の余力」という考え方については、クロールバジェットという別の記事で詳しく解説しています。サイト規模が大きい企業ほど、この配分が効いてきます。

どの画像を使うかはGoogleが自動で選んでいる

Google公式の「画像SEOのベストプラクティス」には、はっきりとこう書かれています。プレビュー画像の選択は完全に自動化されており、ページ上のどの画像を表示するかを決めるにあたって、複数の異なる情報源が考慮される、と。

つまり、サイト運営者ができるのは「指定」ではなく「影響を与えること」までです。og:imageや構造化データで希望の画像を伝えることはできますが、それが必ず採用されると決まっているわけではありません。

この前提を知らないと、「正しく設定したのに反映されない=設定が間違っている」と考えて、原因のない場所を探し続けることになります。まずは仕組みを正しく理解しておくことが、無駄な作業を減らす近道です。

古い画像がページに残っていると選ばれ続ける

今回の事例で決定打になったのが、この点です。ページ内に古い画像が残っていれば、それはGoogleにとって依然として「そのページを表す候補」の1つであり続けます。

しかも、その画像はすでに長期間そのページと結びついて認識されてきた実績があります。新しく追加されたばかりの画像より、Googleの側から見れば情報が揃っている状態です。判断が古いほうに傾きやすいのは、無理からぬことでしょう。

Google公式のドキュメントでも、同じ画像を複数のページで参照する場合は一貫して同じURLを使うよう推奨されています。URLを一貫させることでGoogleが画像をキャッシュして再利用できるためですが、裏を返せば、URLがころころ変わる運用はGoogleにとって扱いにくいということでもあります。

自社サイトで起きやすい4つのパターン

画像が更新されない4つのパターンを表す4枚の写真フレーム

ここからは、中小企業のサイトで実際に起きやすい4つのパターンを挙げます。ご自身のサイトがどれに当てはまるかを考えながら読み進めてください。

パターン1|写真を差し替えたのに古い写真が出る

最も多いのがこれです。店舗の外観写真や商品写真を新しくしたのに、検索結果には前の写真が出続けます。

この場合、まず疑うべきは「古い画像がサイトのどこかにまだ存在していないか」です。該当ページからは消したつもりでも、別のページやトップページのスライドショーに残っていることがあります。ブログの過去記事に使い回している、というケースも頻繁に見かけます。

パターン2|ロゴを新しくしたのに旧ロゴが出る

社名変更やブランドリニューアルに伴うロゴの刷新でよく起きます。ヘッダーのロゴ画像は差し替えたのに、検索結果やSNSでのシェア時には旧ロゴが表示されるという状況です。

ロゴの場合、ヘッダー以外にもフッター、会社概要ページ、PDFの会社案内、そしてog:imageの設定など、複数の場所に散らばっていることがほとんどです。1か所だけ直して「差し替え完了」としてしまうと、古いほうが残り続けます。

なお、検索結果の左上に出る小さなアイコン(ファビコン)はまた別の仕組みで動いています。こちらが消えたり古いままだったりする場合の対処は、別記事で整理しています。

パターン3|SNSでシェアすると別の画像が出る

自社ページのURLをSNSに投稿したとき、意図しない画像が表示されるパターンです。これはGoogleの検索結果とは別の話で、og:imageという設定と、各SNS側のキャッシュが関係しています。

ただし無関係でもありません。Google公式ドキュメントでは、希望する画像をGoogleに伝える方法の1つとしてog:imageが挙げられています。og:imageが古いままなら、検索結果にもSNSにも古い画像が出る可能性が残ります。まとめて見直したい設定です。

パターン4|画像を大量に入れ替えて検索から消えた

これは件数こそ少ないものの、影響が最も大きいパターンです。サイトリニューアルなどで画像のファイル名や保存場所を一斉に変えた結果、画像検索からの流入がごっそり落ちる、という事故です。

ミューラー氏は2022年4月のオフィスアワーで、数万枚規模で画像URLを変更したサイトの事例について「1つの画像URLを削除して新しいものをページに追加すると、再び拾われるまでにかなりの時間がかかります」と説明しています。新旧の入れ替わりが一瞬で済むわけではなく、その間は「古い画像は消え、新しい画像はまだ載っていない」空白期間が生まれます。

飲食店、工務店、製造業のように写真が集客の主戦力になる業種では、この空白期間が売上に直結します。リニューアルの前に必ず設計しておきたいポイントです。

画像が変わらないときに確認する5つのポイント

画像の更新状況を確認するチェックリストと虫眼鏡

ここからは実務です。「画像が変わらない」というご相談をいただいたとき、筆者が最初に確認している5つの項目を順番に挙げます。

1. 新しい画像のURLは本当に変わっているか

意外と多いのが、画像を差し替えたつもりでURLが同じままというケースです。同じファイル名で上書きアップロードした場合、URLは変わりません。

この場合、Googleから見れば「同じURLの画像の中身が変わった」ことになり、再取得のタイミングが来るまで気づかれません。ブラウザに古い画像が残って見えるだけのこともあるので、まずシークレットウィンドウで該当ページを開き、画像を右クリックして表示されるURLを確認してください。

2. 古い画像がページのどこかに残っていないか

今回のGoogleの見解から見ても、ここが最重要です。該当ページを開き、ブラウザの検索機能ではなく目視で最後までスクロールして、古い画像が残っていないかを確認します。

サイト全体で使われている箇所を探すなら、Google検索で「site:自社ドメイン」と検索し、画像タブに切り替える方法が手軽です。自社サイトのどの画像がGoogleに認識されているかを、一覧で俯瞰できます。

3. og:imageや構造化データが古いままではないか

ページ本文の画像は差し替えたのに、裏側の設定が古いまま、というパターンです。WordPressの場合、SEO系プラグインやテーマの設定画面に、記事ごとのog:image欄が用意されていることがあります。

確認方法は、該当ページでブラウザの「ページのソースを表示」を開き、og:imageという文字列を探すだけです。そこに書かれているURLが古い画像を指していれば、それが原因の候補になります。

4. 画像がCSSの背景になっていないか

これは見落とされがちな技術的な落とし穴です。Google公式ドキュメントには「GoogleはCSSの画像をインデックスに登録しません」と明記されています。

デザイン上の都合で、メインビジュアルを背景画像として設定しているサイトは少なくありません。その場合、いくら見た目を新しくしてもGoogleは画像として認識しません。検索結果に出したい画像は、必ずimgタグで設置する必要があります。

5. URL検査で最新のページが取得できているか

Search ConsoleのURL検査で該当ページを調べ、「公開URLをテスト」を実行します。ここで表示されるスクリーンショットやHTMLに新しい画像が含まれていれば、Googleが取得できる状態にはなっています。

ただし注意点があります。前述のSearch Engine Journalの記事では、相談者がまさにこの点を問題として挙げていました。検証ツールで問題なしと出ても、画像がインデックスに登録済みであることまでは分からないという指摘です。「取得できる状態」と「検索結果に反映済み」は別物だと理解しておいてください。

なお、Search Console自体のデータ更新が止まって見えることもあります。その場合の切り分けは別記事にまとめています。

更新を早めるためにできること|Google公式の指針から

画像の反映を早めるための時間短縮を表すストップウォッチと上向き矢印

確認が済んだら、次は打ち手です。Googleの公式ドキュメントと担当者の発言から読み取れる、実効性のある対応を4つ挙げます。

優先したい画像をメタデータで明示する

Google公式の画像SEOドキュメントには、希望する画像を伝える手段が具体的に示されています。schema.orgのprimaryImageOfPageというプロパティで指定する方法、記事の主要な内容にimageプロパティを紐づける方法、そしてog:imageのメタタグを使う方法です。

同じドキュメントには、これらの方法で優先画像を指定するときの注意も書かれています。ページの内容を代表する関連性の高い画像を選ぶこと、サイトロゴのような汎用的な画像や文字入りの画像は避けること、極端に細長い画像は避けること、可能なら高解像度を使うことの4点です。あくまでschema.orgのマークアップやog:imageで優先画像を選ぶ場面についての推奨であり、ページ内のすべての画像に当てはめる話ではありません。

ロゴをog:imageに設定している企業サイトは非常に多いのですが、Googleの推奨とは逆方向の設定です。記事ごと・ページごとに内容を表す画像を割り当てるほうが望ましいと言えます。

画像URLを変えるときは旧URLからリダイレクトする

サイトリニューアルなどで画像のURLが変わる場合、ミューラー氏は同じ2022年4月のオフィスアワーで、旧URLから新URLへのリダイレクト設定を推奨しています。「そうすれば古いほうを私たちのシステム内に保持したまま、リダイレクトをたどって新しいほうへ移れます」という説明です。

これにより、前章で触れた「空白期間」を短くできます。画像もページと同じように、URLが変わるならリダイレクトが必要だと考えてください。ページのリダイレクトは設定するのに画像は放置、という運用が意外と多く見られます。

なお、リダイレクトを設定しても即座に反映されるわけではありません。カノニカル(正規URLの指定)の修正でも反映に2週間程度かかることがあるのと同様に、時間はかかるものと見込んでおきましょう。

サーバーの応答速度を上げる

意外に思われるかもしれませんが、ミューラー氏が「実際に効果があった」と挙げている数少ない対策がこれです。サーバーの応答が速ければ、Googleは一度に多くのURLを要求できるためだと説明されています。

中小企業のサイトでは、格安の共用サーバーで画像が多いページを運用しているケースが珍しくありません。画像の最適化(適切なサイズへの縮小、WebP形式への変換など)とサーバーの見直しは、表示速度の改善とあわせて検討する価値があります。

画像サイトマップの役割を正しく理解する

「画像サイトマップを送信すれば早く反映されるのでは」と考える方は多いのですが、ミューラー氏は2022年4月のオフィスアワーでこの点に慎重な見方を示しています。どの画像を拾うべきかの理解には役立つものの、いずれにせよWebページ自体を再クロールする必要があるため、高速化にはつながらないという説明です。

ただし同じ場面でミューラー氏は「安定した状態を記録するという意味ではより有用でしょう」とも述べています。画像URLを一斉に変更する場面では効きにくい、という限定つきの発言だと受け取るのが正確です。

一方で、Google公式ドキュメントは画像サイトマップを「サイトマップの情報がなければ検出されない可能性のある画像のURLを指定できる」手段として位置づけています。JavaScriptで読み込む画像や、外部の配信サービスに置いた画像を見つけてもらうには有効です。

画像サイトマップは「速くするための道具」ではなく「見つけてもらうための道具」だと整理しておくと、期待値のずれが起きません。

WordPressでの具体的な操作手順

WordPressのメディアライブラリに画像をアップロードするイメージ

ここからは、WordPressで実際に画像を差し替えるときの判断と手順を整理します。自社で更新されている企業の担当者の方を想定した内容です。

「置換」するか「新規追加」するかの判断

WordPressで画像を入れ替える方法は大きく2つあります。プラグインを使って同じURLのまま中身を差し替える方法と、新しい画像としてアップロードして記事側で貼り替える方法です。

同じURLのまま差し替える方法は、その画像が複数ページで使われている場合に手間が少なくて済みます。ただし、Googleが再取得するまでは古い画像として認識され続けます。一方、新しくアップロードする方法はURLが変わるため発見はされやすいものの、古い画像がメディアライブラリに残ります。

判断の目安はこうです。サイト全体で使い回している共通素材(ロゴなど)は同じURLのまま差し替え、記事ごとの固有の写真は新規追加にすると、管理が破綻しにくくなります。

アイキャッチとog:imageを同時に見直す

記事本文の画像を替えたら、アイキャッチ画像も必ず確認してください。多くのテーマでは、アイキャッチがog:imageとして自動出力される設定になっています。

本文とアイキャッチで内容の違う画像が設定されていると、Googleが選ぶ候補が分散します。前章で触れたとおり「ページの内容を代表する画像」が推奨されているので、本文のメイン画像とアイキャッチは揃えておくほうが素直です。

SEO系プラグインを導入している場合は、記事編集画面の下部にあるSNS用画像の設定欄も確認します。ここに個別指定が残っていると、テーマの設定より優先されることがあります。

不要になった古い画像の扱い

古い画像をメディアライブラリから完全に削除するかどうかは、慎重に判断してください。削除するとそのURLは404エラーになり、他のページで使われていた場合は画像が消えます。

安全な進め方は、まず「どのページで使われているか」を洗い出し、すべての参照を新しい画像に置き換えたうえで削除することです。件数が多い場合は、リダイレクトを設定して旧URLから新URLへ転送する方法もあります。

なお、検索結果からどうしても早く消したい画像がある場合(誤った情報が写り込んでいる、権利上の問題があるなど)は、Search Consoleの削除ツールという別の手段があります。緊急性が高いときはそちらを検討してください。

反映を待つ間にやっておきたいこと

作業を終えたら、Search ConsoleのURL検査からインデックス登録をリクエストしておきます。これでページ自体の再クロールは促せます。画像の反映まで確約されるものではありませんが、やっておいて損はありません。

そのうえで、社内やお客様には「画像の反映には数週間かかることがあります」と先に伝えておくことをおすすめします。事前に共有しておけば、待っている間の問い合わせや不安を減らせます。

作業日と作業内容をメモに残しておくのも有効です。2週間後、1か月後と振り返ったときに、何が効いたのかを判断する材料になります。

よくある質問(FAQ)

よくある質問を表す複数の吹き出しと疑問符

画像が反映されるまで、どのくらい待てばよいですか

Googleは具体的な日数を公表していません。今回の事例では、古い画像をページから削除したあと数日で切り替わりましたが、これは1件の報告であり一般化はできません。

実務上の感覚としては、数週間単位で見ておくのが現実的です。1か月以上経っても変わらない場合は、本記事の5つのチェックポイントを改めて確認してみてください。

古い画像をページから消せば必ず新しい画像に変わりますか

必ずとは言えません。Googleの画像選択は自動化されており、ページ上の他の画像や設定内容も考慮されます。古い画像を消すことで候補が減り、選ばれやすくなるという関係です。

今回の事例でも、古い画像を削除したことが切り替わりの決め手だったとは確認されていません。とはいえ候補を減らす対応自体は理にかなっているので、着手する順番としては妥当です。

同じファイル名で上書きすれば早く反映されますか

いいえ、むしろ気づかれにくくなる可能性があります。URLが同じままだと、Googleにとっては「すでに知っている画像」であり、再取得の優先度が上がる理由がありません。

一方でURLを変えると発見はされやすくなりますが、今度は新しい画像として1から評価が始まります。どちらにも一長一短があるため、前章の判断基準を参考にしてください。

画像が古いままだと検索順位は下がりますか

画像が古いこと自体が順位を直接下げるという説明は、Googleから出ていません。順位への影響を心配するよりも、クリック率への影響を考えるほうが実務的です。

検索結果に古い店舗写真や旧ロゴが出ていれば、見た人は「情報が更新されていないサイト」という印象を持ちます。順位が同じでも、選ばれる確率は変わってくるでしょう。

サイトリニューアルのとき、画像はどう扱えばよいですか

画像のURLが変わる場合は、旧URLから新URLへのリダイレクトを設計に含めてください。ページのリダイレクトは計画しても、画像は対象から漏れていることがよくあります。

また、画像検索からの流入が多いサイトでは、一度に全部を入れ替えるのではなく、重要なページから段階的に進める方法もあります。制作会社に依頼する際は、この点を事前に確認しておくと安心です。

まとめ|画像は差し替えて終わりではない

記事のまとめを表す山頂のチェックマーク

2026年9月14日に報じられたGoogleの見解は、「検索結果の画像サムネイルの更新が遅いのは、想定の範囲内である」というものでした。技術的に正しい設定をしていても、すぐには変わらないことがあります。

その背景には3つの仕組みがあります。画像のクロールは本文よりずっと遅いこと、どの画像を使うかはGoogleが自動で選んでいること、そして古い画像がページに残っていると候補として選ばれ続けることです。反映までの期間をお約束することはできませんが、仕組みが分かれば打つべき手は絞り込めます。

打ち手としては、優先したい画像をog:imageや構造化データで明示すること、画像URLを変えるなら旧URLからリダイレクトすること、サーバーの応答速度を改善すること。そして画像サイトマップは「速くする道具」ではなく「見つけてもらう道具」だと理解しておくことです。

一方で、CSSの背景画像はGoogleにインデックスされないという公式の記述など、設定次第でそもそも土俵に乗っていないケースもあります。まずは自社サイトが「変わらない」のか「そもそも認識されていない」のかを切り分けることが先決です。

今日すぐできる第一歩として、自社の主要なページを1つ開き、ブラウザの「ページのソースを表示」からog:imageに指定されている画像URLを確認してみてください。そこが古い画像のままなら、直すべき場所がはっきりします。

画像や検索での見え方のご相談はアクセス・リンクへ

株式会社アクセス・リンクは、栃木県下野市を拠点に、SEOコンサルティングとホームページ制作を行っています。代表の三田健司は全日本SEO協会の認定SEOコンサルタントとして、Web制作10年以上、延べ1,000件以上のサイトに携わってきました。

「写真を新しくしたのに検索結果が変わらない」「リニューアルを機に画像を整理したいが、流入を落としたくない」といったご相談も多くいただきます。現状のサイトを拝見したうえで、何が原因で、どこから手をつけるべきかを整理してお伝えします。

ご相談はお問い合わせフォームから承っております。まずは現状の課題をお聞かせください。

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