記事執筆者:認定SEOコンサルタント 三田健司
「以前、制作会社にFAQの構造化データを入れてもらったけれど、今もこのままでいいのでしょうか」というご質問を、2026年の春以降たびたびいただくようになりました。検索結果によくある質問を折りたたみ式で表示できる「FAQリッチリザルト」が、Googleで表示されなくなったためです。
一方で、「FAQ構造化データはもう不要なのか」「別の構造化データに書き換えれば表示が戻るのか」「AI検索のためには残したほうがよいのか」といった点は、情報が錯綜していて判断に迷う方が多いようです。誤った対応をすると、手間をかけたのに逆効果になることもあります。
この記事では、全日本SEO協会認定SEOコンサルタントとして、Web制作10年以上・延べ1,000件以上のサイトに関わってきた筆者が、FAQ構造化データの基本から、2026年の変更点、実装済みのサイトが取るべき対応までを整理します。Googleの公式ドキュメントと更新履歴にもとづいて、現時点で確かなことと、判断が分かれることを分けて解説します。
FAQ構造化データ(FAQPage)とは|基本の仕組み

構造化データとは何か
構造化データとは、ページに書かれている内容を、検索エンジンが理解しやすい決まった形式で書き添える仕組みのことです。人が読む本文とは別に、「これは会社名」「これは住所」「これは質問と回答」といった意味をラベル付けして伝えます。
語彙はschema.orgという共通の辞書にまとめられており、Googleのほか、さまざまな検索サービスやアプリが同じ形式を読み取ります。書き方にはJSON-LD、Microdata、RDFaの3つがあり、Googleは管理しやすいJSON-LDをおすすめしています。
FAQPageは「サイトが用意した質問と回答」を表す型
FAQ構造化データとは、schema.orgの「FAQPage」という型を使って、ページ内のよくある質問と回答の組み合わせを示すマークアップです。1つのページにサイト運営者自身が書いた質問と回答が複数並んでいる、いわゆる「よくある質問」ページを想定したものです。
構造としては、FAQPageの中に「Question(質問)」が並び、それぞれに「acceptedAnswer(回答)」が1つずつぶら下がる形になります。利用者が自由に回答を書き込める掲示板とは、ここが根本的に違います。
かつてのFAQリッチリザルトの役割
FAQPageを正しく実装すると、以前は検索結果のページタイトルの下に質問が折りたたみ式で並ぶ「FAQリッチリザルト」が表示されることがありました。リッチリザルトとは、通常の青いリンクと説明文に加えて、画像や評価、質問などを付けて目立たせる表示形式のことです。
検索結果での表示面積が広がるため、クリック率の向上を期待して多くの企業サイトがFAQ構造化データを導入してきました。旧版の本記事でも、こうした表示最適化を目的とした実装方法を中心に解説していました。
旧版記事から大きく変わったこと
本記事は2025年5月に公開した内容を、2026年10月に全面的に書き直しています。この1年余りで、FAQ構造化データを取り巻く前提が大きく変わったためです。
最大の変化は、2026年5月7日以降、FAQリッチリザルトがGoogle検索に表示されなくなったことです。そのため、現在は「表示させるための実装方法」ではなく、「実装済みのマークアップをどう扱うか」「FAQの中身をどう活かすか」に重心を移して考える必要があります。
FAQリッチリザルト終了までの経緯

2023年8月に表示対象が大きく絞られた
FAQリッチリザルトの縮小は、2026年に突然始まったわけではありません。Googleは2023年8月の時点で、FAQリッチリザルトの表示を「広く知られた、権威のある政府機関や医療関連のサイト」に限定すると発表していました。
つまり、一般的な中小企業のサイトでは、2023年8月以降すでにFAQリッチリザルトはほとんど表示されていなかったことになります。自社サイトで「最近表示されなくなった」と感じている場合も、実際にはかなり前から表示されていなかった可能性があります。
2026年5月に表示が完全に終了
Google検索セントラルの公式な更新履歴によると、Googleは2026年5月8日にFAQリッチリザルトのドキュメントへ廃止の告知を追加しました。告知の理由として、この機能は2026年5月7日からGoogle検索に表示されなくなると記載されています。
これにより、政府機関や医療関連のサイトも含めて、FAQリッチリザルトはすべてのサイトで表示されなくなりました。検索結果の見た目としては、FAQの折りたたみ表示がなくなり、通常の検索結果と同じ形に戻ったということです。
レポートやテストツール、ドキュメントも順次終了
表示の終了に続いて、関連する機能も段階的に取り下げられました。Googleの発表を報じたSearch Engine Journalによると、2026年6月にSearch Consoleの検索での見え方(FAQ)の絞り込み、FAQのリッチリザルトレポート、リッチリザルトテストでのFAQのサポートが終了し、Search Console APIでのサポートは2026年8月に終了する予定とされていました。
さらに公式の更新履歴では、2026年6月15日にFAQリッチリザルトのドキュメント自体が削除されたと記録されています。現在、FAQPageの説明ページにアクセスすると、更新履歴の該当箇所に転送されます。
Search Consoleから項目が消えても不具合ではない
2026年の夏以降、Search Consoleの「拡張」や「ショッピング」などが並ぶ左側のメニューから、FAQの項目が見当たらなくなったというご相談もいただきます。これはサイト側の不具合ではなく、Google側でレポートの提供を終えたためです。
過去にFAQのエラーや警告を気にして修正していた方も、今後はFAQのレポートを確認する必要はありません。その時間は、いまも拡張レポートが提供されている構造化データの確認に回しましょう。
詳しい経緯は速報記事で解説
廃止が発表された当時の詳しい状況や、ほかの構造化データへの影響については、2026年6月に公開した速報記事で解説しています。あわせてご覧ください。
本記事では、その後に明らかになった公式ドキュメントの変化も踏まえながら、すでにFAQ構造化データを入れているサイトが「今、何をすべきか」に絞って整理していきます。

実装済みのFAQ構造化データは残す?外す?

残しておいても問題は起きない
結論から言うと、すでに入っているFAQ構造化データを慌てて削除する必要はありません。Googleは2023年8月の発表で、使われていない構造化データは検索に問題を起こさないと説明しており、Search Engine Journalの報道でも、FAQのマークアップは残したままでよいと伝えられています。
表示がなくなったことで検索順位が下がる、ペナルティを受けるといった話もGoogleからは出ていません。Googleは2023年の時点で「使われていない構造化データが検索で問題を起こすことはない」と説明しており、残すか外すかは落ち着いて判断して大丈夫です。
外すことを検討してよいケース
一方で、外すことを検討してよいケースもあります。たとえば、プラグインが全ページに同じFAQのマークアップを自動出力していたり、ページに表示されていない質問がマークアップにだけ含まれていたりする場合です。
構造化データの一般的なガイドラインでは、ページを見ている人に表示されていない内容をマークアップしないことが求められています。表示内容とずれたマークアップは、FAQに限らず整理しておくほうが安全です。
外しても本文のFAQは消さない
注意したいのは、構造化データを外すときに、ページに表示しているFAQの本文まで消してしまうことです。外すべきなのは裏側のマークアップだけで、読者が読む質問と回答はそのまま残してください。
FAQの本当の価値は、検索結果の見た目ではなく、お客様の疑問に先回りして答えることにあります。問い合わせ前の不安を減らす情報として、むしろこれまで以上に丁寧に育てていくことをおすすめします。
判断に迷ったときの考え方
筆者がご相談を受けたときは、「マークアップが表示内容と一致しているなら残す」「一致していない、または管理しきれないなら外す」という基準でお伝えしています。どちらを選んでも、本文のFAQを充実させることが最優先です。
制作会社に実装を任せている場合は、どのページにどのような形で入っているかを一覧にしてもらうと、判断がスムーズになります。サイト全体の構造化データを見直す良い機会にもなります。

QAPageへの書き換えはNG|正しい使い分け

QAPageは「利用者が回答を投稿できるページ」用
FAQリッチリザルトが終了したことで、「似た構造化データのQAPage(Q&A)に書き換えれば表示が戻るのでは」と考える方もいます。しかし、これは避けるべき対応です。
GoogleのQ&A(QAPage)構造化データのドキュメントは、2026年10月時点でも公開されており(最終更新日は2026年9月8日)、リッチリザルトの対象として案内されています。ただし対象となるのは、1つの質問に対して利用者が回答を投稿できるページに限られています。
Googleが明記している対象外のページ
QAPageのドキュメントには、対象外となるページの例がはっきり書かれています。代表的なのが、「サイト自身が書いたFAQページで、利用者が別の回答を投稿する手段がないもの」です。
ほかにも、1ページに複数の質問と回答が並ぶ商品ページ、質問に答える形のハウツーガイド、ブログ記事、エッセイなども対象外とされています。つまり、一般的な企業サイトの「よくある質問」ページは、QAPageを使う条件を満たしません。
2026年もQ&A系の構造化データは更新されている
公式の更新履歴を見ると、2026年3月24日には、掲示板(Discussion Forum)とQ&Aページのマークアップに新しいプロパティが追加されています。コメントのつながりをより正確に伝え、Googleが掲示板やQ&Aの内容を取り違えないようにするための変更と説明されています。
このように、Q&A系の構造化データは、ドキュメントのガイドラインどおり「利用者どうしのやり取りがあるページ」のためのものとして扱われています。サイト運営者が一方的に書いたFAQとは、はっきり区別されています。
条件に合わないマークアップは逆効果になりうる
構造化データは、条件に合わない使い方をすると、Googleのガイドライン違反として扱われるおそれがあります。違反があると、手動による対策の対象となることがあり、構造化データにもとづく表示を受けられなくなることもあります。
表示を取り戻そうとして別の型に書き換えるより、ページの内容に合った正しい型を使うことが大切です。迷ったときは、「この型はどんなページのためのものか」を公式ドキュメントで確かめる習慣をつけましょう。
すでにQAPageへ書き換えてしまった場合
もし、FAQページのマークアップをすでにQAPageに書き換えてしまっている場合は、早めに元のFAQPageに戻すか、マークアップ自体を外すことをおすすめします。利用者が回答を投稿できないページにQAPageを使うことは、対象外の使い方として明記されているためです。
修正したら、Search ConsoleのURL検査で該当ページの再クロールをリクエストしておきましょう。手動による対策の通知が届いている場合は、修正内容を説明したうえで再審査をリクエストします。
FAQPageの書き方とチェックポイント

JSON-LDでの基本的な書き方
現在もFAQPageを使い続ける場合は、正しい形で書いておくことが大切です。JSON-LDで書く場合の最小限の形は、次のようになります。
<script type="application/ld+json">
{
"@context": "https://schema.org",
"@type": "FAQPage",
"mainEntity": [{
"@type": "Question",
"name": "見積もりは無料ですか?",
"acceptedAnswer": {
"@type": "Answer",
"text": "はい、お見積もりは無料です。"
}
}]
}
</script>「mainEntity」の中に質問を並べ、「name」に質問文、「acceptedAnswer」の「text」に回答文を入れます。質問が複数ある場合は、波かっこで囲んだQuestionのまとまりをカンマで区切って続けます。
ページに表示している内容と一致させる
最も大切なのは、マークアップの質問と回答が、ページに表示されている文章と一致していることです。マークアップにだけ質問を書き足したり、回答の内容を変えたりしてはいけません。
FAQの本文を更新したのに、構造化データだけ古いまま残っているケースはよくあります。本文を直したら、構造化データも一緒に直すことを社内の手順に入れておきましょう。
AIで作ったマークアップは必ず人が確認する
最近は、生成AIにJSON-LDを書かせる方も増えています。便利な一方で、ページにない情報を入れたり、項目名を間違えたりすることがあるので注意が必要です。
2026年10月1日に更新されたGoogleの生成AIコンテンツに関するガイダンスでは、AIで作ったコンテンツは、構造化データなどのメタデータも含めて、公開前に人が事実確認とレビューを行うことが極めて重要と明記されています。構造化データについては、ガイドラインへの準拠とマークアップの検証もあわせて求められています。

検証ツールの使い分け
Googleの告知では、2026年6月にリッチリザルトテストでのFAQのサポートを終了するとされており、現在はFAQPageをリッチリザルトとして判定する用途には使えません。文法的に正しく書けているかを確かめたい場合は、schema.orgが提供しているSchema Markup Validatorで確認するのが現実的です。
なお、JSON-LDの中で日本語や記号を扱うときは、エスケープ(特殊な文字の書き換え)の誤りにも注意が必要です。2026年8月には、GoogleがJSON-LDの読み取り処理を変更したと公式SNSで発表しており、二重エスケープなどの書き方は意図どおりに読まれないことがあります。

AI検索時代に役立つFAQコンテンツの作り方

生成AI検索に特別な構造化データは不要
「AI検索に引用されるためにFAQ構造化データが必要」という説明を見かけることがありますが、Googleの公式見解は異なります。Googleが2026年5月15日に公開した生成AI向けの最適化ガイドでは、構造化データは生成AI検索に必須ではなく、特別なschema.orgのマークアップを追加する必要もないと明記されています。
同じガイドでは、構造化データはリッチリザルトの対象になるために役立つので、SEO全体の取り組みの一部として使い続けるのはよいことだとも書かれています。AI検索のために構造化データを足すのではなく、中身そのものを充実させることが基本です。

本文のFAQこそがAIと人の両方に役立つ
同じガイドでは、ありきたりではない、独自の価値があるコンテンツを作ることが、生成AI検索で見つけてもらうための土台だと説明されています。質問と回答の形で整理されたFAQは、読者にとっても、検索エンジンやAIにとっても、内容を理解しやすい形式です。
大切なのは、どこのサイトにも書いてある一般論ではなく、自社のお客様から実際に寄せられた質問に、自社の言葉で答えることです。料金の考え方、納期の目安、対応エリア、よくある勘違いなどは、中小企業ならではの独自情報になります。
良いFAQにするための4つのコツ
1つ目は、質問を「お客様が実際に使う言葉」で書くことです。社内用語ではなく、電話やメールで聞かれたときの言い回しをそのまま使うと、検索する人の言葉とも一致しやすくなります。
2つ目は、回答の冒頭で結論を述べることです。3つ目は、条件や例外がある場合は正直に書くこと、4つ目は、料金や制度など変わりやすい情報には確認した時点を添えておくことです。
FAQの数は多ければよいわけではない
SEO対策として、FAQを何十問も並べるページを見かけることがあります。しかし、似たような質問を言い回しだけ変えて増やしても、読者にとっては探しにくくなるだけです。
目安としては、実際によく聞かれる質問から優先して5〜10問程度に絞り、テーマごとに見出しで分けると読みやすくなります。Googleの有用なコンテンツに関するドキュメントでも、検索エンジンのために文字数を増やすことは推奨されておらず、読者が満足できるかどうかが基準とされています。
FAQページと記事内FAQの使い分け
サービス全体に関わる質問は「よくある質問」ページにまとめ、個別のテーマに関わる質問は、そのテーマを扱うページや記事の末尾に置くのが基本です。読者が疑問を持ったその場で答えが見つかるように配置することが、使いやすさにつながります。
当サイトのブログ記事でも、各記事の末尾に「よくある質問」を設けています。ただし、Googleの表示がなくなったため、記事ごとにFAQPageのマークアップは付けていません。
WordPressでのFAQ構造化データの確認・整理手順

手順1:どこに入っているかを調べる
まずは、自社サイトのどのページにFAQ構造化データが入っているかを調べます。ブラウザでページを開き、右クリックから「ページのソースを表示」を選んで、「FAQPage」という文字を検索するのが手軽な方法です。
本文の説明文にもヒットすることがあるため、「schema.org」や「”@type”: “FAQPage”」とあわせて確認すると確実です。
主要なページをいくつか確認すれば、サイト全体の傾向がつかめます。全ページに入っている場合は、テーマやプラグインが自動で出力している可能性が高いと考えられます。
手順2:出力元のプラグインやテーマを特定する
WordPressでは、SEO系のプラグイン、FAQ用のブロックを追加するプラグイン、テーマの独自機能などがFAQPageを出力していることがあります。ソースの中でマークアップの前後にあるコメントや、プラグインの設定画面を見ると、出力元の見当がつきます。
多くのプラグインでは、FAQの構造化データ出力をオン・オフで切り替えられます。1ページずつ手作業で直すより、設定で一括管理できないかを先に確認すると効率的です。
手順3:残すか外すかを決めて設定する
先ほどの基準に沿って、残すか外すかを決めます。外す場合も、ブロックを削除するとFAQの本文まで消えてしまうことがあるため、構造化データの出力だけを止める設定がないかを確かめてください。
設定を変更したら、ページのソースをもう一度確認し、意図どおりになっているかを確かめます。キャッシュ系のプラグインを使っている場合は、キャッシュを削除してから確認しましょう。
手順4:他の構造化データもあわせて点検する
FAQの整理をきっかけに、サイト全体の構造化データも点検しておくと効果的です。会社の基本情報を示すOrganization、店舗情報のLocalBusiness、ページの階層を示すBreadcrumbList、記事のArticleなどは、今もGoogleがサポートしている代表的な型です。
動画を掲載している場合は、2026年9月24日にVideoObjectで制作者を示すcreatorプロパティのサポートが追加されました。サポートが続いている型を正しく保つことに時間を使うほうが、終了した機能にこだわるより成果につながります。

手順5:変更後も定期的に見直す
構造化データは、一度設定すれば終わりではありません。テーマやプラグインの更新で出力内容が変わったり、新しいブロックを追加したことで意図しないマークアップが増えたりすることがあります。
半年に1回程度、主要なページのソースを確認し、Search Consoleの拡張レポートにエラーが出ていないかを見る習慣をつけておくと安心です。サイトのリニューアルや制作会社の変更があったときは、必ず確認するようにしましょう。
よくある質問(FAQ)

FAQ構造化データを残しているとペナルティになりますか?
表示内容と一致した正しいマークアップであれば、残しておくことで問題が生じるとはされていません。Googleの表示はなくなりましたが、マークアップ自体を理由に順位が下がるという情報もありません。
ただし、ページに表示されていない質問をマークアップしているなど、ガイドラインに沿わない状態であれば整理をおすすめします。表示内容とずれた構造化データは、FAQに限らず見直しておくと安心です。
FAQリッチリザルトが再開される可能性はありますか?
現時点で、Googleから再開に関する発表はありません。ドキュメント自体が削除されていることから、近い将来に同じ形で戻る可能性は低いと考えるのが自然です。
検索機能の扱いは今後も変わる可能性があるため、Google検索セントラルの更新履歴を定期的に確認しておくと、変化にいち早く気づけます。
Google以外の検索エンジンではFAQ構造化データは使われますか?
schema.orgは複数の検索サービスで共通に使われている語彙なので、Google以外のサービスがFAQPageを読み取る可能性はあります。ただし、どのように使っているかは各社が個別に公表している範囲でしか確認できません。
Google以外への効果を理由に残す場合も、表示内容と一致させるという基本は同じです。管理の手間と見込める効果を比べて判断してください。
よくある質問ページはもう作らなくてよいのですか?
いいえ、作る価値は十分にあります。終了したのは検索結果での特別な表示であり、お客様の疑問に答えるというFAQページ本来の役割は何も変わっていません。
問い合わせ前の不安を解消したり、電話での同じ質問を減らしたりする効果は、検索の表示とは関係なく得られます。実際に寄せられた質問をもとに、定期的に内容を見直していきましょう。
構造化データの見直しは自分でできますか?
ページのソースを確認する、プラグインの設定を切り替えるといった作業は、手順どおりに進めればご自身でも対応できます。まずは主要なページから確認してみてください。
ただし、テーマのファイルに直接書き込まれている場合や、複数のプラグインが重複して出力している場合は、修正を誤るとサイトの表示に影響することがあります。不安な場合は、制作会社や専門家に相談してから進めるのが安全です。
まとめ|FAQ構造化データより中身のFAQを育てよう

GoogleのFAQリッチリザルトは、2023年8月の対象縮小を経て、2026年5月7日以降は表示されなくなりました。6月にはドキュメントも削除され、Search Consoleのレポートやテストツールでのサポートも順次終了しています。
実装済みのFAQ構造化データは、表示内容と一致していれば残しても問題はなく、整理したい場合は外しても構いません。ただし、表示を取り戻そうとしてQAPageに書き換えるのは、Googleのガイドラインで対象外とされている使い方なので避けましょう。
生成AI検索のために特別な構造化データは必要ないと、Googleは公式に説明しています。これからは、お客様の実際の質問に自社の言葉で答えるFAQの「中身」を充実させることが、人にもAIにも評価される近道です。
まずは自社サイトのソースで「FAQPage」を検索し、どこにどんな形で入っているかを確かめるところから始めてみてください。
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株式会社アクセス・リンクは、栃木県下野市を拠点に、SEOコンサルティング、ホームページ制作、サジェスト対策を行っている会社です。代表の三田健司は全日本SEO協会認定SEOコンサルタントとして、Googleの公式情報にもとづいたサイト改善をご提案しています。
「自社サイトの構造化データが正しく入っているか確認してほしい」「FAQページの中身を見直したい」といったご相談にも対応しています。現状を拝見したうえで、優先して直すべき点から一緒に整理します。
まずはお気軽にお問い合わせフォームからご相談ください。

記事執筆・株式会社アクセス・リンク 代表取締役
Webサイト制作歴10年以上の経験を元にSEOコンサルティングを行い、延べ1,000件以上のサポート実績を誇ります。個人事業主や中小企業向けのホームページ制作やSEOコンサルティングを得意としています。
(社)全日本SEO協会 認定SEOコンサルタント
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