記事執筆者:認定SEOコンサルタント 三田健司
「画像のalt属性って、結局どこまで書けばいいのでしょうか」。ホームページを自社で更新している担当者の方から、いまでも定期的にいただく質問です。
alt属性は、画像が何を写しているのかを文字で説明するためのHTMLの属性です。目の見えない方がスクリーンリーダーで読み上げるときの手がかりになり、同時に検索エンジンが画像の中身を理解する材料にもなります。
この1年で、altの位置づけは静かに変わりました。Googleは2026年5月に生成AI検索向けの公式ガイドを公開し、そのなかで「すでに画像SEOのベストプラクティスに従っているなら、生成AI検索向けの最適化もできている」と明言しています。altは画像検索のためだけの項目ではなくなりました。
この記事では、Google公式ドキュメントに書かれている基準をもとに、alt属性の役割、具体的な書き方、AI検索時代に変わった点、確認の手順までを整理します。すべて一次情報にあたって確認した内容です。
alt属性とは?画像を言葉で説明する仕組み

alt属性が果たす3つの役割
alt属性は、HTMLのimg要素に書く「代替テキスト」です。<img src="puppy.jpg" alt="ボール遊びをするダルメシアンの子犬">のように、画像の中身を短い文章で説明します。
役割は3つあります。1つ目はアクセシビリティです。スクリーンリーダーを使う方や、低速回線で画像が表示されない環境の方に、画像の内容を伝えます。Googleの公式ドキュメントでも、この点が最初に挙げられています。
2つ目は検索エンジンへの情報提供です。Googleは、alt属性とコンピュータビジョンのアルゴリズム、そしてページの内容を組み合わせて画像のテーマを理解すると公式に説明しています。3つ目は、画像がリンクになっている場合のアンカーテキストとしての機能です。
title属性・キャプションとの違い
混同されやすいのがtitle属性です。title属性はマウスを乗せたときにツールチップとして表示されるもので、代替テキストではありません。スクリーンリーダーでの読み上げも環境によって挙動が変わります。
キャプション(figcaption)は、画像の下に表示される説明文です。こちらは読者全員に見えるもので、altとは目的が異なります。Googleはページ内のキャプションや画像タイトルからも画像の主題に関する情報を抽出すると説明しているため、両方を整えておくのが理想です。
実務上の優先順位は、alt、キャプション、title属性の順です。altが空のままでtitle属性だけを埋めても、代替テキストとしては機能しません。
altを空にしてよい画像もある
すべての画像に説明文が必要というわけではありません。区切り線、飾りの模様、背景のパターンなど、情報を持たない装飾画像はalt=""と空で指定するのが正しい書き方です。
空のaltを指定すると、スクリーンリーダーはその画像を読み飛ばします。逆にaltそのものを書き忘れると、読み上げソフトがファイル名を読み上げてしまうことがあり、利用者にとっては雑音になります。
「書かない」と「空で書く」はまったく別の意味を持ちます。装飾画像には必ず空のaltを明示してください。
Google公式が示すalt属性の書き方

公式ドキュメントに載っている4段階の例
Googleの画像SEOベストプラクティス(2026年3月2日に更新)には、子犬の写真を例にした4段階の書き分けが掲載されています。これがそのまま判断基準になります。
「悪い例」はaltそのものがない状態です。次の「悪い例」はキーワードの詰め込みで、犬に関する単語を延々と並べたものが挙げられています。「より良い例」はalt="puppy"、そして「最良の例」はalt="Dalmatian puppy playing fetch"です。
日本語に置き換えれば、「子犬」より「ボール遊びをするダルメシアンの子犬」のほうが良い、ということです。品種・行動・状況まで具体的に書くのが最良とされています。
キーワードの詰め込みはスパム扱いになる
公式ドキュメントは、alt属性にキーワードを詰め込む行為をキーワードスタッフィングとして明確に否定しています。ユーザー体験を損ない、サイトがスパムと見なされる可能性があると書かれています。
ありがちなのが、対策キーワードをすべての画像のaltに入れてしまうパターンです。「栃木県 ホームページ制作 SEO対策 格安」のような文字列を、社内風景の写真に付けてしまうといった形です。
公式が求めているのは、キーワードを適切に使いながら、ページの文脈に沿った有用で情報量のある内容を書くことです。写っているものを素直に説明すれば、自然と対策キーワードは入ります。
文字数の目安と日本語での考え方
Googleは文字数の上限を公表していません。SEOスターターガイドでは、代替テキストを「短いが説明的な文章」と定義していますが、具体的な数値は示されていません。画像SEOのページでも、基準として挙げられているのは文字数ではなく、有用で情報量があり、ページの文脈に沿っていることです。
筆者が実務で目安にしているのは、日本語で20〜60字程度です。スクリーンリーダーで一息に聞き取れる長さであり、なおかつ内容が伝わる範囲がこのあたりになります。
ただし、複雑な図解やグラフは60字では足りないことがあります。その場合は本文側で内容を説明し、altは要点だけにとどめる形が現実的です。

AI検索でalt属性の役割が広がった

Google公式「画像SEOを実践していればAI対策もできている」
ここがこの1年でもっとも大きく変わった点です。Googleは2026年5月、生成AI検索向けの公式ガイド「Optimizing your website for generative AI features on Google Search」を公開しました(2026年7月10日に更新)。
このガイドの「読者にとって価値のあるコンテンツをつくる」という節には、「質の高い画像と動画を追加する」という箇条書きがあります。生成AI検索の機能は関連する画像や動画を取り込めるため、ウェブページのリンク以外で自社サイトが表示される機会が増える、と説明されています。
そして締めくくりに、画像SEOのベストプラクティスと動画SEOのドキュメントにすでに従っているなら、生成AI検索向けの最適化もできている、と明記されています。altを整えることが、そのままAI検索対策になるとGoogle自身が言っているわけです。
AI検索では「特別なファイル」は不要
同じガイドには「やらなくてよいこと」も列挙されています。llms.txtのような機械可読ファイルは不要、コンテンツを細切れにするチャンク化も不要、構造化データも生成AI検索には必須ではない、と書かれています。ただし構造化データについては、リッチリザルトの対象になるため、SEO全体の施策としては引き続き使う価値がある、とも添えられています。
AEOやGEOという言葉についても、Google検索の立場としては生成AI検索向けの最適化は検索体験向けの最適化であり、つまりSEOである、と整理されています。
新しい用語に振り回されるより、画像1枚ごとのaltを丁寧に書くほうが確実だということです。地味ですが、これが公式の回答です。
AIエージェントはアクセシビリティツリーを読む
もう1つ、同じガイドの「エージェント体験を探る」という項目に注目すべき記述があります。ブラウザエージェントは、スクリーンショットの解析、DOM構造の確認、そしてアクセシビリティツリーの解釈によって、サイトから必要なデータを集めることがある、と説明されています。
アクセシビリティツリーとは、スクリーンリーダーなどの支援技術がページを解釈するために使う構造のことです。画像のalt属性は、この構造のなかで画像の名前として扱われます。
つまり、AIエージェントがサイトを操作する時代には、altが空の画像は「名前のない要素」として扱われます。アクセシビリティ対応とAI対応が、同じ作業に収束しつつあるということです。

altの前に済ませておく画像の基本設定

CSSの背景画像はインデックスされない
Googleの画像SEOベストプラクティスには、良い例と悪い例が並べて示されています。良い例は<img src="puppy.jpg" alt="...">、悪い例は<div style="background-image:url(puppy.jpg)">A golden retriever puppy</div>です。
そして「GoogleはCSSの画像をインデックスしません」とはっきり書かれています。CSSの背景画像として置いた写真は、altを書く場所すらなく、画像検索にもAI検索にも出てきません。
関連して、Googleの開発者向けガイドには、CSSのcontentプロパティで追加したテキストはDOMの一部ではないため現時点では無視される、とも書かれています。装飾目的なら問題ありませんが、伝えたい内容をCSS側に置くのは避けてください。
対応しているファイル形式を確認する
Google検索がimg要素のsrc属性で参照された画像としてサポートしている形式は、BMP・GIF・JPEG・PNG・WebP・SVG・AVIFです。公式ドキュメントにこの7つが列挙されています。
ファイル名の拡張子と実際のファイル形式を一致させることも推奨されています。JPEGファイルに.pngの拡張子を付けるといった状態は避けてください。
なお、Data URIとして画像をインライン化することもできますが、ページサイズが大きく増えるため、使いどころは慎重に判断するよう公式でも注意されています。
srcsetやpictureにはsrcのフォールバックを残す
レスポンシブ対応でsrcset属性やpicture要素を使うサイトは多いのですが、Googleはこれらを理解しないブラウザやクローラーがあるとして、必ずsrc属性でフォールバックURLを指定するよう推奨しています。
picture要素を使う場合も、HTML標準に従ってsrc属性を持つimg要素をフォールバックとして用意することが求められています。WordPressのテーマやプラグインが自動でsrcsetを出力している場合は、一度ソースを確認しておくとよいでしょう。
そしてaltは、このフォールバックのimg要素に書きます。ここが空だと、どれだけ高画質な画像を用意しても中身が伝わりません。
ファイル名も意味のある英語にする
公式ドキュメントは、ファイル名が画像の主題についてごくわずかな手がかりをGoogleに与える、と説明しています。IMG00023.JPGよりmy-new-black-kitten.jpgのほうが良い、という例が挙げられています。
image1.jpgやpic.gif、1.jpgのような汎用的なファイル名は避けるよう明記されています。短く、しかし説明的に、というのが基準です。
日本語のファイル名も技術的には使えますが、URLエンコードで文字列が長く読みにくくなるため、英語のスラッグに統一するほうが管理しやすくなります。
検索結果に出す画像を自社で指定する
Googleが検索結果やDiscoverで表示するプレビュー画像の選択は完全に自動ですが、希望する画像を伝える方法が公式に用意されています。schema.orgのprimaryImageOfPageプロパティ、mainEntityやmainEntityOfPageに紐づけたimageプロパティ、そしてog:imageのmetaタグの3通りです。
選ぶ際の注意点も明記されています。ページを代表する関連性の高い画像を選ぶこと、サイトのロゴのような汎用的な画像や文字入りの画像は避けること、極端に細長いなどのアスペクト比を避けること、できるだけ高解像度であることの4点です。
あわせて、同じ画像を複数ページで使う場合は、常に同じURLで参照するようGoogleは推奨しています。キャッシュが再利用され、クロールの無駄が減るためです。
ケース別のalt属性の書き方

商品写真・サービス写真
ECサイトや商品ページでは、商品名だけを入れているケースが目立ちます。しかし「型番A-100」では、画像を見られない人には何も伝わりません。
色・素材・形状・使用シーンのうち、そのページで重要な要素を入れます。「ネイビーの本革ビジネスバッグを正面から撮影」のように書けば、人にもGoogleにも伝わります。
同じ商品を複数の角度で載せている場合は、角度の違いをaltに入れてください。すべて同じaltにすると、重複したコンテンツとして扱われかねません。
図解・グラフ・表の画像
もっとも難しいのが図解です。情報量が多く、altだけでは説明しきれません。
この場合はaltに図が示している結論を書き、詳細は本文やキャプションで説明します。「過去3年の問い合わせ件数の推移を示す折れ線グラフ。右肩上がりに増加」といった形です。
そもそも数値の表を画像にしているなら、HTMLの表に作り直すほうが確実です。画像のなかの文字はGoogleにも読み上げソフトにも直接は読めません。
ロゴ・アイコン・装飾画像
ヘッダーのロゴは、リンクになっていることがほとんどです。この場合altはリンク先を示す役割を持つため、「株式会社アクセス・リンク」と社名を入れます。
意味を持つアイコン(電話マーク、地図ピンなど)には、その意味を書きます。一方、見出しの横に置いた飾りや背景の模様は、前述のとおり空のaltにします。
なお、インラインのSVGを使う場合、Googleはtitle要素で説明を付ける方法を公式に紹介しています。aria-labelledbyでtitle要素のidを指定する書き方です。
リンクになっている画像
画像をリンクにしている場合、altはアンカーテキストとして機能するとGoogleは公式に説明しています。ここが空だと、リンク先が何なのかを示す情報がゼロになります。
バナー画像が典型例です。「お問い合わせはこちら」というバナーなら、altにもその内容を入れます。バナーのaltが空のサイトは、内部リンクの手がかりを自ら捨てていることになります。
Googleの開発者向けガイドにも、参照元のリンクにはテキスト、または画像の場合は遷移先に関連するalt属性を含めるように、と書かれています。
施工事例・ビフォーアフター
工務店やリフォーム会社、美容室などでよく使われるビフォーアフター画像は、どちらの状態なのかをaltに必ず入れてください。
「外壁塗装前の色あせたサイディング外壁」「外壁塗装後のライトグレーの外壁」のように書き分けます。ここを「施工事例1」「施工事例2」にしてしまうと、せっかくの実績が検索に出ません。
Googleは、画像を関連するテキストの近くに配置し、画像の主題に関連するページに置くことも推奨しています。事例ページの本文と画像がかみ合っているかも確認してください。

アクセシビリティと法令面の最新事情

日本では合理的配慮の提供が義務化されている
日本では、障害者差別解消法の改正により、2024年4月1日から事業者による合理的配慮の提供が義務となりました。ここで注意したいのは、義務となったのは障害のある方から意思の表明があったときに個別に対応する「合理的配慮の提供」であって、ウェブサイトのalt対応そのものではない点です。
不特定多数に向けてサイトを整えておくことは「環境の整備」にあたり、こちらは努力義務とされています。ただし環境が整っていれば、いざ個別の求めがあったときに対応しやすくなります。altを整えることは、義務そのものではなく、義務を果たしやすくする準備だと考えてください。
また、公的機関の調達ではJIS X 8341-3への準拠が求められる場面もあり、自治体や教育機関と取引のある企業は無関係ではありません。
個別の案件で法的義務がどこまで及ぶかは、事業内容や取引先によって変わります。判断に迷う場合は、弁護士など専門家にご相談ください。
欧州アクセシビリティ法が適用開始された
もう1つ、この1年で動いたのが欧州アクセシビリティ法(EAA、指令2019/882)です。2025年6月28日から適用が始まりました。
対象は法令に列挙されたサービスで、電子通信、視聴覚メディアへのアクセス、旅客輸送の一部、消費者向け銀行サービス、電子書籍、そしてeコマースなどです。EU向けの取引がない一般的なコーポレートサイトは対象外と考えて差し支えありません。
逆に、EU域内の消費者に向けてオンラインで販売や契約を行っている場合は、本社がどこにあるかに関係なく対象になり得ます。なお、従業員10人未満などの零細企業がサービスを提供する場合は適用除外とする規定も置かれています。
同法は非テキストコンテンツに代替となる表現を付けることを求めており、参考例として「画像への説明文の提供」が挙げられています。越境ECを持つ企業は、自社が対象になるかどうかを一度確認しておくとよいでしょう。
読み上げでどう聞こえるかを確かめる
Googleの画像SEOベストプラクティスには、W3Cのガイドラインに沿ってaltのアクセシビリティも考慮するように、という記述があります。あわせて、アクセシビリティ監査と低速回線のエミュレータでのテストが推奨されています。
難しく考える必要はありません。WindowsのナレーターやmacOSのVoiceOverで自社サイトを開き、画像の部分がどう読まれるかを聞いてみるだけでも、書き直すべき箇所が見えてきます。
一度でも実際の読み上げを聞くと、altの書き方は確実に変わります。筆者が担当者向けの研修で必ず体験してもらうのがこの手順です。
alt属性の設定状況を確認する方法

ブラウザの検証機能で1枚ずつ見る
もっとも確実なのは、Chromeの検証機能です。画像を右クリックして「検証」を選ぶと、その画像のimgタグが表示され、alt属性の中身をその場で確認できます。
Chromeの開発者ツールには、Lighthouseというアクセシビリティ監査の機能も入っています。altのない画像があれば、項目として一覧で表示されます。
1ページずつの確認になりますが、トップページと主要なサービスページ、事例ページを見るだけでも、自社の傾向はつかめます。
Search Consoleで画像検索の成果を見る
Search Consoleの検索パフォーマンスでは、検索タイプを「画像」に切り替えられます。ここで表示回数とクリック数を見れば、画像からどれだけ人が来ているかが分かります。
Googleは第三者ツールについて、内部のランキングデータにアクセスできず成果を保証できないと公式に注意喚起しており、一次情報としてSearch Consoleの利用を強く推奨しています。順位計測ツールの数字より、まずこちらを見てください。
なお、生成AI機能での表示については、Search Consoleに生成AIのパフォーマンスレポートが用意されています。Google検索だけでなくDiscoverでの表示も対象に含まれています。
WordPressでまとめて直すときの手順
WordPressの場合、メディアライブラリの一覧表示から各画像の代替テキスト欄を確認できます。既存の画像をまとめて直すなら、ここが起点です。
ただし注意点があります。メディアライブラリの代替テキストは、記事本文に挿入した時点でHTMLにコピーされる仕様のため、後からライブラリ側を直しても既存記事の本文には反映されません。記事の画像ブロックを開いて直す必要があります。
一方、アイキャッチ画像はテーマが表示のたびにメディアライブラリの情報を読みに行くため、ライブラリ側を直せば反映されます。「直したのに変わらない画像」と「直したら変わった画像」が混在するのはこのためです。
全ページを一度に直そうとすると挫折します。問い合わせにつながる主要ページから順に、1日10枚ずつでも進めるほうが確実です。

よくある質問(FAQ)

alt属性を入れれば検索順位は上がりますか?
altを入れただけで順位が上がると約束することはできません。Googleはaltを画像の主題を理解する材料のひとつとして使うと説明していますが、単独のランキング要因として公表しているわけではありません。
期待できるのは、画像検索やAI検索で表示される機会が増えること、そしてページ全体の内容がGoogleに伝わりやすくなることです。効果の現れ方はサイトの状況によって異なります。
altは日本語と英語のどちらで書くべきですか?
日本語のサイトなら日本語で書いてください。altは画像を見られない方に向けた説明であり、読者が読む言語で書くのが本来の趣旨です。
英語で書くべきなのはファイル名のほうです。Googleは画像をローカライズする場合はファイル名も翻訳するよう述べていますが、日本語の文字列をURLに含めるとエンコードで長くなるため、実務では英語のスラッグに統一するのが扱いやすい方法です。
AIでaltを自動生成してもよいですか?
下書きとして使うのは有効です。ただし、AIは画像に写っているものは認識できても、その画像がなぜそのページに置かれているのかという文脈までは分かりません。
Googleは、生成AIツールを使う場合でも検索の基本事項とスパムポリシーの基準を満たすよう求めています。自動生成したaltは必ず目視で確認し、ページの文脈に合わせて手直ししてください。
CSSの背景画像に代替テキストは付けられますか?
CSSの背景画像にはalt属性がありません。そしてGoogleは公式に「CSSの画像をインデックスしません」と明記しています。
意味のある画像であれば、img要素に書き換えてaltを付けるのが正しい対応です。純粋な装飾であれば、CSSの背景画像のままで問題ありません。
同じ画像を何ページでも使い回してよいですか?
問題ありませんが、Googleは同じ画像を常に同じURLで参照するよう推奨しています。そうすればキャッシュが再利用され、クロールの負荷が減るためです。
ページごとに同じ画像を別ファイルとしてアップロードし直している場合は、1つにまとめられないか確認してみてください。altはページの文脈に合わせて変えて構いません。
画像を検索結果に出したくない場合はどうしますか?
Google画像検索での原寸表示を避けたい場合、HTTPリファラーを見てGoogleドメインからのリクエストに200または204を返す方法が公式に案内されています。この挙動はクローキングとは見なされず、手動対策の対象にもなりません。
検索結果から完全に外したい場合は、画像の表示を防ぐための別の手順が用意されています。いずれも実装が必要になるため、制作会社に相談するのが確実です。
まとめ|altは「見えない人とAIの両方」に向けた説明文

alt属性は、画像の内容を文字で説明するためのものです。スクリーンリーダー利用者への配慮であり、Googleが画像の主題を理解する材料であり、リンク画像ではアンカーテキストとしても働きます。
書き方の基準は、Googleの画像SEOベストプラクティス(2026年3月2日更新)に明記されています。短く、しかし具体的に。キーワードの詰め込みはスパムポリシー違反として明確に否定されています。
この1年で変わったのは、altの用途が画像検索の外にまで広がったことです。Googleは2026年5月の生成AI向け公式ガイドで、画像SEOのベストプラクティスに従っていれば生成AI検索向けの最適化もできていると明言しました。AIエージェントがアクセシビリティツリーを読むという記述もあります。
法令面でも、日本では2024年4月1日から事業者の合理的配慮の提供が義務となり、EUでは2025年6月28日から欧州アクセシビリティ法の適用が始まりました。altを整えることは、もはやSEOだけの話ではありません。
今日できることを1つ挙げるなら、自社サイトのトップページを開いて、ロゴとメインビジュアルとバナーのaltを確認することです。この3つが空なら、そこから直してください。
画像SEO・サイト改善のご相談はアクセス・リンクへ
株式会社アクセス・リンクは、栃木県下野市を拠点に、SEOコンサルティング・ホームページ制作・サジェスト対策を行っています。代表の三田健司は全日本SEO協会の認定SEOコンサルタントとして、中小企業のWeb集客を支援してきました。
「画像が検索に出ない」「altをどう書けばいいか分からない」「AI検索に引用されるサイトにしたい」といったご相談にも対応しています。既存サイトの点検から、優先順位をつけた改善計画までご提案します。
ホームページ制作やSEO、Web集客全般についてお困りのことがありましたら、お問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。



記事執筆・株式会社アクセス・リンク 代表取締役
Webサイト制作歴10年以上の経験を元にSEOコンサルティングを行い、延べ1,000件以上のサポート実績を誇ります。個人事業主や中小企業向けのホームページ制作やSEOコンサルティングを得意としています。
(社)全日本SEO協会 認定SEOコンサルタント
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